安倍元総理銃撃事件から思わぬ展開を見せている旧統一教会問題。
自民党を中心とした政治家が統一教会とその友好団体(事実上一体のものとの指摘多数)から様々な支援を受けているということ。
第2次岸田内閣では、統一教会に関係しない議員を大臣に任命したということですが、その後もボロボロと関係が明らかになっています。
関係を指摘された議員の基本的な答弁は、「知らなかった」というもの。例えば以下のように。
高市早苗大臣
対談掲載誌が旧統一教会関連団体の媒体だとは、当時は知るすべもありませんでしたが、21年前に接点があった事実は変わりません
森屋宏参院議員
当時は知らなかった。今後、付き合いはしない
生稲晃子議員
旧統一教会の施設だと知らなかった
葉梨康弘法務大臣
旧統一教会系の雑誌とは全然知らなかった。(自身と)旧統一教会系の団体との関係はない。取材に応じたからといって関係があるとは認識していない
まあ、ほかもだいたい同じような弁明ですね。
本当に知らなかったのかどうかは定かではありませんが、もし本当に知らなかったとしたら、それはそれで相当失礼なことですよね。
生稲議員などは、選挙のお願いで施設を訪ねているのに、その施設がどのような団体のものか分からないとか、どのような人が集まっているのか分からないとかいうのは、その人たちにとってほんとに失礼です。それにどんな人がいるのかも分からずに、支持のお願いなどできるのでしょうか。
集まっている人の属性や特徴に合わせて、政策の話などするのではないのでしょうか。例えば、保育関係の団体の集まりであれば、子育て支援の政策のことを話すなどです。保育関係の団体のところに行って安全保障の話をしても響かないでしょう。
今後、何かの集まりに政治家がお願いに来たときには、ちゃんと集まりのことを理解しているのかを確認してみないといけないですね。