【疑問】なぜ飲料メーカーはコーヒーに炭酸を入れる愚行を繰り返すのか？

麦茶を炭酸で割ると「ビール」や「ハイボール」に似たジェネリックな飲み物になる――そんな噂を知っていますか？　ねとらぼ編集部で実際に作って飲んでみました。

まずは冷えたグラスに麦茶を2割ほど注ぎ、そこに強炭酸を一気に入れてからマドラーでささっと混ぜたら完成です。お手軽！　勢いよく注いだからか、ビールよりも若干泡立ちがよすぎますが、見た目はビールそっくり。早速お酒好き人たちに味見をお願いしました。

ねとらぼ

「炭酸飲料にプロテインを溶かす」という実験なので、ドリンクはコーラでもレモンスカッシュでも何でもいいんですが、今回は「三ツ屋サイダー」のペットボトルを買ってきました。

【中略】

さて、肝心の味の方ですが、これはアイスクリームが溶けたクリームソーダみたいな感じで、ちょっと甘いですがなかなか美味いです。

サイダー+バニラという組み合わせのおかげ、という部分もあるかもしれませんが、炭酸飲料とホエイプロテインの相性はなかなか良いと言えるでしょう。

炭酸飲料はかなりの糖分を含んでいますので、ダイエット志向の人は、砂糖ではなく人工甘味料で味付けされたサイダー等を使うのがいいかもしれません。

プロテインマニア

ウイスキーを炭酸で割るハイボールはこの10年くらいでかなり浸透しましたよね。
ビールに次ぐ乾杯の飲み物というイメージも定着してきました。
ウイスキーに限らず、テキーラ、ジン、ウォッカなど、さまざまなお酒を炭酸で割る飲み方は定番ですよね。

それなのに、ワインの炭酸割りはそれほど定着していないのはなぜか。
海外では、スプリッツァー
と言ってワインの炭酸割りはかなり定番な飲み方。 もともとは、オーストリアが発祥の飲み方ですが、ドイツ、フランスでもワインを炭酸で飲むのは、とてもポピュラーな飲み方なんです。

とくに、暑い夏は、ワインをすっきりとのど越しよく飲めるワインの炭酸割りが人気！
日本では、まだワインはお酒の中では高級なイメージが強く、炭酸で割ってしまうとせっかくのワインの風味が落ちてしまってもったいないと思われる方も多いと思いますが、スーパーなどで500円以下でも購入できるデイリーワインもたくさんありますので、ぜひ、気楽に楽しめるデイリーワインから炭酸割りを試してみてください。

意外なほどおいしくて、食欲が落ち気味な夏は、食欲を促進してくれる食前酒としての効果もありますよ。

ワインショップソムリエ

炭酸水は、口当たりが爽やかで美味しいだけでなく、健康にも様々なメリットがあるとされています。

1. 食欲抑制効果によるダイエット効果
   炭酸水に含まれる炭酸ガスが胃内で膨張し、満腹感を与えることによって、食欲を抑制する効果があります。このため、ダイエットにも効果的とされています。
2. 血行の促進効果
   炭酸水に含まれる炭酸ガスが、血管を拡張させることによって、血行を促進する効果があります。これにより、身体全体の代謝が上がり、身体の調子を整える効果が期待できます。
3. 疲労回復効果
   炭酸水に含まれる炭酸ガスが、筋肉を刺激することによって、疲労回復効果があります。また、炭酸水に含まれるミネラル成分が、疲れた身体をリフレッシュさせる効果も期待できます。
4. デトックス効果で便秘解消
   炭酸水に含まれる炭酸ガスが、腸内の老廃物を排出する作用があります。これによって、便秘解消にも効果があるとされています。
5. 脳が覚醒し集中力が増す
   炭酸水に含まれる炭酸ガスが、脳内の血流を改善することによって、脳を覚醒させ、集中力を増加させる効果が期待できます。

炭酸水は美味しいだけでなく、健康にも良い効果があるため、積極的に取り入れてみることをオススメします

毎年たくさんの新商品が生まれるドリンク業界。しかし、懐かしいジュースの中には「なぜこれを世に出した？」と疑問に思ってしまうものもあった。

見た目や味が“謎”のドリンクから、当時は衝撃だったが今では定番商品になったドリンクまで、80年代から飲料関係の取材を続けている清涼飲料水評論家、清水りょうこ氏に、衝撃を受けた「謎ジュース」ベスト50を選んでもらった

1. 1位「維力」
   「多くの人たちが伝説のドリンクとして記憶する飲み物。飲んだことがない世代も、飲料に興味があれば、その名を聞いたことがない者はいないだろう。多くの場合“まずい飲料”として語られるが、私はおいしいと思っていた。大学にあった自販機で毎日買って飲んでいた。中国のオリンピック選手用に開発されたというのもユニーク。もう一度、再販してほしい商品のひとつ」（ポッカ、1987年、スポド）
2. 2位「サスケ」
   「『コーラの前を横切る奴、冒険活劇飲料「サスケ」』というキャッチコピーだったが、コーラの前を横切ることもなく去っていった幻の炭酸飲料。残念ながら私は手に入れられなかったため、飲んでいない。当時飲んだことのある知人によると、母親に自分で買って欲しいと言ったのに、あまりのまずさに、逆ギレして母親に怒ったとか。缶だけでなく、瓶入りもあった」（サントリー、1984年、炭酸）
3. 3位「暴暴茶」
   「暴暴茶は、ブレンドされた中国茶で、烏龍茶やプーアール茶、玫瑰花などが使われている。当時日本でも大人気だったジャッキー・チェンが監修し、CMにも登場。『飲んでます』というセリフが『ぬんでます』と聞こえることが記憶に残っている人も多いようだ。暴暴茶は、そもそも暴飲暴食をする皇帝のために生まれたお茶で、口の中をさっぱりさせる効果は非常に強力だった。実際に飲んだが、口や喉の油分がもっていかれるためか、数口でギブアップ。油分の強いラーメンやカルビ肉などと一緒に摂取すればよかったんだろうが、そんなアドバイスは書かれていなかった」（ポッカ、1994年、茶）

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