どうもこんにちは。さんぺいです。入院していたんですが、晴れて本日退院予定です。
明日からは、また社畜としての毎日が始まるのですね・・・・。
さて、探しているときに見つからなくって、ふとした時に見つけちゃう、なんてことありませんか。
僕は今回見つけました。あんなに探したのに見つからなかった情報に、別件で検索しているときに出会ったんです。
業務中スマホが手元にないとか、返事しないと怒られ心配されるとかとっても他人とは思えない、近い環境なんですが、とりあえず僕は仕事中、自分のスマホは見れません。
LINEは既に世間一般に広まりすぎてる状況ですが、結構制約が多いじゃないですか。
やれ暗証番号入れろだのインストールするのは1台だけだ、だの。
機種変すると(そのまま何もせずに移すと)トークデータが消えるとかマジ信じられませんよね。堅牢性を高めようとするあまりユーザーが置いて行かれてる好例かと思ってみたい、なんて愚痴を書くための記事じゃないですよ。ごめんなさい。
話を元に戻すと、業務中は自分のスマホを見ることができない(居室に持ち込めない)のでどうやっても見ることができていませんでした。アプリのインストールなんてもってのほか!ただ幸いにもメールやSLACKは確認可能だったのでなんとかカバーしていましたが、LINEに届いたメッセージを他に転送できるというのは実にありがたいことなんです。
制約事項
・出し元はandroid端末のみです。iPhoneはなんかあるみたいですが未確認です
まもなくSE第2世代が届くと思うのでそしたら確認作業に着手します
・スマホの電源を落としているとNGです
・IFTTTのアプリを入れておかないと実行されません
※転送時、LINEが自律的に動くのではなく、LINEの電文を読み取ったIFTTTが情報を転送してくれる。なので入っていないと動かないです
・画像が添付されていてもそれは転送されない。まぁ画像だけで送られてくるものの緊急性は低いだろうし、気にはならない、のは僕だけ?
・起動はベストエフォート。どういうときに転送されないかは特定できていませんが、傾向としては、短時間で立て続けに来たメッセージは飛ばされてしまう模様(確かではない)
いろいろ書きましたが、ないよりはずーっとマシなのです。
環境構築手順
今回登場するサービスは3つ。
・LINE
・IFTTT
・SLACK
です。LINEは当然持っているとして、後の2つは必要に応じてアカウントを作ってください。
※ネタ元ではGMAILとの連携が書いてありましたが、いつのころからかIFTTTとGoogleがけんかしてしまったか、連携ができなくなっています(基本的にリンク無し。中には過去連携時の名残のリンクもありますが、クリックしても404が返ります)。
よって今回はLINE⇒IFTTT⇒SLACKで環境を作りました。
①受け側(SLACK)の環境を作る
作るといっても普通にセットアップするだけです。
用意するのは転送メッセージを受け取るチャンネル、またはダイレクトメッセージ。
ここではワークスペース作成時に作った「動作確認用」を使おうと思います。存在することを確認しておけばOKです。
②中継役のIFTTTの設定を行う
スマホのLINEに届いたメッセージをIFTTTが吸い上げて中継し、SLACKに届けてくれます。よってIFTTTとLINE、IFTTTとSLACKを関連付けておく必要があります。
なおこの場合はLINE単体ではなくAndroidスマホそのものと関連付けておく必要があります(と言っても該当のスマホにIFTTTのアプリを入れるだけです)。
IFTTTには「アプレット(旧レシピ)」と呼ばれる出来合いの連携用設定が沢山あるんですが、LINE自体が世界的にみると利用者が少ないためか、あまりでてくることは正直ありません。
これまでもいくつかはLINEのアプレットはあったんですが、いずれもLINEが受け手になるものがほとんどで、出し元になるものはありませんでした(これはLINEの連携というと、LINEで公式に提供しているAPIを使っていて、それが受け身のものがほとんどなために「LINEに送る」「LINEで見る」など、LINEで受け取る的なものばかりだったのが原因ようです)。
そこで今回はLINEに頼るのではなく、スマホまるごと使ってしまおうという話になります。
よって偉大な先人者による出来合いのアプレットはなく、自分で作ることとなります。
(多分大半の人が、出来合いのものを使って連携を楽しんでるだけだと思いますので、これをマスターすることで、一歩リードできると思います)
1)右上のユーザーアイコンを押します
2)ポップアップでメニューが出ますので、「create」を選択します。
3)すると↓の画面になると思うので、「this」を押してください。
※「もし〇〇だったら△△する」の〇〇の指定です。
4)続く画面では”android device”を押してください。
5)Choose Trigger になったら、「notification-received-from-a-specific-app」が多分1段目にあると思うので押してください。
※from-a-specific-appなしのものはアプリ指定ができません。ご注意ください
6)画面が変わったら図のように入力をお願いします。
※AppNameはLINEで固定。Filterなんたらは抽出したいトークの相手を入れてください
たとえばこんな感じ
内容が固まったらCreate triggerを押してください
7)すると元の画面に戻り、しかし「もし〇〇」のところにandroidのアイコンがでてますね。次は「△△する」の設定です。
8)いろいろなWEBサービスがでてくると思いますが、”S”を探してください。SのところにSLACKがあると思います。
SLACKのアクションは現時点で1つしかありませんので、そこを選択します
なお、このタイミングで、同一ブラウザ内でSLACKにログインした状態でないと関連付けを求められる場合があります。その場合はお手数ですが別タブでSLACKにログインしてください。
9)で、上記を選択すると↓の画面になるわけですが、ここで指定するのは上2つ、チャンネルかダイレクトメッセージか、それらのどこに格納するのかのみです。あとはいろいろありますが、僕は特にいじっていません。
で、ここまで終わるとようやくラスト・ステップです。このアプレットに名前を付けてあげてください。
※ここでは何のひねりもない、つまらない名前を付けてしまいましたが、お好きなようにつけてください。
なお、IFTTTには上で書いた通り、出来合いのアプレットが多数格納されていますが、もしかして自分の作ったのも公開されちゃわないの?と心配される方もいるかもしれません。
ご心配なく。あれは別途登録が必要なものなので、自分で作ったものは他者にはみることができません。
以上、IFTTTを使った、LINEメッセージをSLACKで読む手順でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。