私のトラウマ
田芋とタマネギが食べられない
小学校入学式直前の春の村祭りで事件が起きた。
忘れもしない
1959年の4月4日の午後の出来事です。
お祭りのメーン行事として、お神輿の町内渡御があります。
小さいときは、今年はどんな役がもらえるかが楽しみなんです。
雪かき、旗、剣先、榊など年齢が大きくなるたびに、重要な役割が与えられるのです。
そんなこんなで、神輿渡御が終わり、お宮さん神輿をかたずけた後、
当番の方が用意した味噌汁と町内の方が重箱で持って来たおかずをよばれるのです。
そして、みそ汁の具の田芋とタマネギ食べました
食べた直後に、気分が悪くなりもどした。
即、近くの町医者に連れて行かれた。
そこで、とんでもなく大きく見えた注射器でお尻に注射をされた。
ペニシリンと聞いている。
水疱瘡だったのだ。
病気のしんどさと注射の恐怖
そのことが間違いなく原因だ
その時、食べた物が大人になった現在もトラウマとなって食べられないのです
その時に見た田芋とタマネギの外観。
食べたときの、ぬるっとした感触が頭から離れないのです。
大人になって、理屈ではその時の食べ物は関係ないとわかっているのですが、見ただけでもどしそうになるのです。
寒気がする!
ちなみに、細かくみじん切りにしたタマネギは美味しく食べられる。
姉のトラウマ
昔は、鶏を家で飼っていた。
父親が、この鶏を食べるために家の中で時々さばいていた。
素人なのでさばき方が下手なこともあって、バタバタと暴れるし、鶏も必死に泣き叫んでいたんです。
コケコッコー モウケッコー
この光景を、姉はとても気持ち悪かったらしい。
頭から離れないというのだ。
結果
むしり取られた鳥肌がトラウマとなったという。
永遠に鶏肉は食べられないと言っている。
ちなみに、それ以外に好き嫌いはない。
チキンナゲットは食べられるのです。