突然この世を去った主人に言いたい事なんて、当然のように山ほどありました。
何より主人の想いを、何一つ言えずに人生のシャッターが下りてしまった主人の気持ちを何か一つでも聞いてあげたいと、それが私のずっと持ち続けていた苦悩でもありました。
それが全て解消したわけでも何でもないけれど、
そんな事も（いつでも）出来るんだとそう思えるだけで、生きる希望が出来ました。
現実がどんなに大変でも、何も手出しは出来なくても全てを理解しわかってくれているんだと思えるだけで、私自身今後、涙しながらも少しの勇気は感じる気もします。
私にとっては、
不可能だと思えていたことが可能になり、
そしてそれはいつでも出来ることなんだとそうわかっただけで希望であるのと同時に、
辛くとも、
何とかやっていけるのかもしれないな。
そう思えた、とてつもなく大きな光となった気持ちです。
でもね…
もちろん、あの頃の主人に猛烈にも逢いたいと思う気持ち、そこは全く消えないです。
