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静岡県立伊東高校
運動会で背面タックル転倒 後続が踏み気絶 放置
公務災害1998年5月

2018年7月
脳脊髄液漏出症判明
合併 胸郭出口症候群手術で副損傷

世界的トラウマ研究者が子供時代の「有害な経験」のリスクを語る 8/8(木) 17:00 Yahoo!ニュース 6COURRIER


コロナ禍を機に世界中でメンタルヘルスへの関心が高まるなか、英紙「フィナンシャル・タイムズ」の人気コーナーに高名な精神科医ベッセル・ヴァン・デア・コークが登場。

自身の幼少期におけるトラウマ的な経験から、ガザ情勢、最新の治療法まで縦横無尽に語った。

私がベッセル・ヴァン・デア・コーク(81)に取材した18世紀創業のホテル「レッド・ライオン・イン」は、非常に落ち着く場所だった。 米マサチューセッツ州の片田舎で、私はこの頑健な精神科医と数時間にわたり語り合い、明確に自分の考えを持つ人物だと悟った。

ヴァン・デア・コークは気候変動の話題に触れながら、いまだに飛行機を使っているのかと私に問い質し、「あんなもの乗るべきではありません!」と一刀両断した。精神科医のフロイトを「ちょっと自己中心的すぎます」と評し、さらにブレグジットについては「あなたたち英国人はとんでもないことをしました!」と歯に衣着せぬ論調だ。

ヴァン・デア・コークは、これまでも常に闘争的な研究者だった。彼は1980年代にベトナム戦争の帰還兵のPTSD(心的外傷ストレス障害)を初めて調査した研究者のひとりだ。

代表作『身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法』(紀伊國屋書店)はコロナ禍でトラウマや心理学への関心が高まったこともあり、米紙「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストに約300週連続でランクインするヒット作となった。

自分がネット上の人気セラピストになるのは、「まるで永続的なペルソナが形成されたようで、変な感じだ」と彼は言う。

恐ろしい体験は心と身体に痕跡を残す。すると、そうした体験を私たちは正しく過去のものにすることができなくなる。その結果トラウマを負った人たちは、琥珀のなかに囚われた蚊のごとく破滅から抜け出せなくなってしまうと、彼は自著で主張する。


児童虐待が深刻なトラウマを生む 白ワインをグラスで注文した後、ヴァン・デア・コークはトラウマについてのたとえ話を始めた。

「1年後、私たちはこの昼食について何を覚えていると思いますか? 食事の内容かもしれないし、他のことかもしれませんが、それについて悪夢を見ることはないでしょう。ところが、いまから何か悲惨なことが起こったとします。すると、こんなふうにテーブルにつくことが私にとって感情的体験を思い出させるトリガーになるかもしれません」

『身体はトラウマを記録する』では、想像を絶する恐怖体験のケーススタディが紹介されている。ある女性は外科手術の最中に目を覚まし、メスが腹部の臓器を切り裂く感覚を味わってしまった。またある夫妻は、カナダの高速道路で87台の自動車が玉突きになった事故を奇跡的に生き延びた。

これらの事例は極端だが、ヴァン・デア・コークによれば、トラウマの経験は驚くほどありふれている。彼はデイヴィッド・アッテンボローを思わせるささやき声で言う。

恵まれているように見える人にとっても、人生は大変なものです。たとえば私たちは皆、誰かに去られたり、大切な人を失ったりします。これは辛い経験です」


話題は彼の子供時代に移った。ヴァン・デア・コークは1943年にオランダで生まれた。父親はナチスに投獄されるほどの平和主義者だったが、家では専制的だったと彼は幼少期を振り返る。


「『お父さんは強制収容所に入っていたかもしれないけど、ここでは自分の家庭を強制収容所みたいにしているよ』と言ってやりました」

「子供時代の有害な経験」の影響は、ヴァン・デア・コークの業績を貫く縦糸だ。


うつ病から依存症まで、トラウマに関連するストレス症状の原因は幼少期にさかのぼることで説明できると彼は主張する。『身体はトラウマを記録する』では、「児童虐待は米国において最も深刻かつ損害の大きい公衆衛生上の問題」を生み出していると指摘している。


1998年に米国で発表された画期的な研究調査では、調査対象者の4分の1以上が子供時代に身体的虐待を受けたと回答している。また同調査では、幼少期に虐待やネグレクト、家庭の機能不全といったネガティブな経験をした人は、そうでない人に比べてアルコール依存症になる確率が7倍も高いことがわかっている。


成長過程の子供は、たとえ保護者が自分に害をなす場合であっても、衝動的にその保護者との絆を守ろうとする。この現象についてヴァン・デア・コークは、重々しい口調でこう語る。


「子供は家庭で傷ついても、それは誰にでも起こりうることだと思い込もうとするものです。そうした体験を友人に打ち明けたりはしません」(続く) 後編では、スマホの普及で心を病む若者が増えている問題やパレスチナ情勢、最新のトラウマ治療法などについて、ヴァン・デア・コークが自説を語る。 India Ross転載おわり


 

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