さっき突然大きな雷が鳴って強い雨が降った
長い時間じゃ無かったけど
今すっかり空気が冷えて不思議なほど涼しくなった
私が片割れと感じてる人の存在が
いったいどんな対象なのかはわかり様がないので
私自身はそこを気にすることは無いけど
冷静に考えれば不思議でしかない
10年間で会ったのは一回
数時間一緒に過ごしただけ
その時既婚者であることも知ったし
その後すぐに直接連絡を取ることもなくなって今に至る
私たちの関係は現実的にはこれが全て
ただこの10年間が私の人生の転換期だったようで
尋常じゃ無かった
人生観をすっかり塗り替える10年だった
それまでスピリチュアルと無縁の人生観を持ち
ただひたすらに仕事や家事に全力投球だった私
でもそれがどうしても上手く行かないと感じる出来事が多くなって
考え込むことが増えていった
混乱の中で自分を奮い立たせて前進するしかない日々だった
私が混乱して行く中でも
関係性が良く分からないなりに片割れの存在は消えることなく
その確認ができた
直接の連絡はないのでSNSだったり
テレパシー?な感じで伝わって来たものがあった
たぶん
私がそれまでの人生に対する考え方を変更せざるを得ない
苦しい状況を越えて行くのに不可欠な存在だったんだと感じる
ただ存在してくれてることそれが重要なことだった
察するに同じ様な立場に置かれてることが多かったんだろう
痛みを知るからこその応援は心に沁みた
こんな言葉を伝えてくれて
存在してくれてることが力だった
存在を感じることが生きる望みだった
それだけは間違いが無い
自分に集中しなければならない時には
こんな不思議な関係が重要なんだってことなのかもしれない
隣にいて一緒に成長する関係もあるだろう
ただ私の10年は大事な人を大事に出来る環境に無かった
自分を作り上げるための時間は
お互いが学ぶべき時で
同じ感覚で相手を感じることが出来た貴重な時間だった
成長した二人が再開出来て
何も語らずとも分かり合えて笑い合えるそんな時が来たら
また始めればいいんじゃないかと思ってる