*長男13歳の誕生日&近況報告 | happy voyage~自閉症スペクトラムの7歳差兄弟~

happy voyage~自閉症スペクトラムの7歳差兄弟~

2010年生まれの兄と、
2017年生まれの弟。
7歳差の兄弟は、二人そろって自閉症スペクトラム。

兄は中学校の通常級在籍、
入学後2週間で不登校に。
中等度知的障害をあわせ持つ弟は療育園に通園しています。

とってもとってもお久しぶりです。

anemoneですおやすみ



しばらくブログを書くことをお休みしていました。


それは後ほど書かせていただいて…





まずは、

長男が13歳になりましたお祝いケーキキラキラ



長男の誕生日は、

毎年そのとき長男が好きなもの、ハマっているものにちなんで、部屋を飾りつけるのがお決まり。


長男にはナイショで準備し、

私が夜中にこっそり飾りつけして、

当日朝にサプライズ!!

という流れがあるのです照れ




今長男がハマっているのは、

scratchというプログラミングソフト。


これを使って、

キャラクターを動かしたり、音楽をつけたりして、

ストーリーを作るのが大好きです。


作品をサイト内で公開して、

見てくれた人が反応を返してくれたりもするので、

とにかく楽しいみたいで。


アニメのように、

毎週決まった曜日に新しい作品を公開することにしているようで、

せっせと作品作りに勤しんでますPC



今年は、長男の作るscratchのキャラクターで

部屋中飾りつけしてみました。


小っ恥ずかしそうにしてましたが、

長男喜んでくれましたニコニコ





中学生になり、

キャラ弁も卒業してしまい、

ちょっと手をかけて何かをしてあげるってことが

なかなか無くなってきてしまいましたが、


誕生日のコレだけは、

まだ『やってほしい』と言ってくれたので、

母、めちゃくちゃ嬉しくて頑張りました(笑)







そして、近況報告です。



4月からずっとブログを書かずにいた理由ですが、


長男、不登校の道を選びました。



4月、中学校に入学してから2週間後、

『学校に行くの疲れちゃった』

と伝えてきました。


入学して、穏やかには過ごしていたのですが、

どことなく元気がないような気がしていました。


慣れない場所で頑張って、疲れてるんだろうな。

もう中学生だから、様子はみつつ、

こちらから声かけするのは待とう。

と思っていました。


だから、伝えてくれたときはびっくりして、

実はすごく頑張っていて、

想像していたよりもずっと必死に学校に行っていたのか…悲しい

と、親としてショックな気持ちがありました。



本当に、疲れちゃったと絶対に気軽に言えるような子ではないんです。



「そうかそうか、よく言ってくれたね。」

「なら、明日はお休みしてゆっくりしたら?」

と答えました。



そこから毎日、

明日はどうする?

辛いならお休みする??

と、夜になると、長男と二人で学校に行くかどうか考える日が続き、


だんだんと、

明日休む、1週間休む、今月は休む…

と休みを決定する日数がのびていき、

完全不登校となりました。




真面目な長男が、

体調が悪いわけでもないのに、学校を休むことを選ぶということ、

怠けているわけでも、甘えているわけでもないことは、私にはよくわかりました。




私は、不登校のことを調べました。

不登校の書籍やブログを読む、

専門家やかかりつけの発達外来へ相談、

近隣にあるフリースクールや居場所の見学、

不登校児の対応をしてくれる学校探し、



私なりに不登校というものを知り、

毎日長男の様子を見ていて、


『長男には必要な選択だった』

と思うようになりました。




最初の頃は、学校に行けなくなった

『原因』を探そうとしました。


でも、長男の様子からも、

いじめなどはっきりした原因があったとは

思えませんでした。


小学校も含め、これまでの学校生活を振り返り、

長男の持つ性格や特性から、

集団の中で学習活動をすることや、

周りに合わせた行動をすることは、

長男にとっては大変なことだったのではと思いました。


実際、行事などで学校の中での長男を見る機会があるたびに、

彼が『頑張って』過ごしているんだなということは

ずっとずっと感じていました。




そして彼の口から

「◯◯が大変」

と、中学校の中で大変だと感じたことを打ち明けてくれたことがありました。


小学校とは違い、

教科ごとに先生が変わることや、

こなさなければいけないことの多さ、レベルの高さなど、

はじめてのことばかりの中で、

長男なりに頑張ってやろうと気を張っていたのかなと思いました。




長男に「どうして学校に行けなくなったの?」

なんて聞いても、

長男は答えられないでしょう。


自分でも、楽しみにしていた中学校なのに、

みんなは当たり前のように通っているのに、

どうして僕は…と思っているかもしれません。





私は、大切な長男が、

私の手の届かないところで一人苦しむことが嫌で、


真面目な長男が『疲れちゃった』と

親に言うしかなかった現状が

どうしても甘えやワガママと思えなくて、


長男が気の済むまで、休ませようと思いました。



長男が、学校に行かないこと以外は

今まで通りの過ごし方、以前と変わらない様子でいてくれるからこそ

『気の済むまで』と思えるんだと思います。





今は、担任の先生と時々連絡をとらせていただきながら、

次男が療育に単独通園している間の時間は、

長男とふたりで家で過ごしています。




本当は。


長男は中学校に通いたいと思っていると思います。




小学校のときも、

長男は確かに、頑張る学校生活が大半だったのではないかと思います。


でも、それは長男が真面目だからということだけではなくて、

長男自身が、同級生とともに過ごす学校という場所が好きだったからだと思うんです。



なぜか自分は、みんなみたいに軽々と役割をこなせない。

うまく言葉が出てこない。


でも、みんなと力を合わせてなにかをやり遂げることが楽しい。

学校行事を頑張りたい。

みんなの役にたちたい。


そんな子です。



だから、中学校もそうやって仲間と頑張るつもりでいたと思います。


実際、クラスの級長に立候補していたそうです。





いつまでこの状態が続くのか分かりませんが、

長男が、自分というものに向き合い始めたのだと思っています。

今まで長男のためと思って、少し先回りして手助けしていた私の役目も、

もう必要なくなってきたのだと思っています。


時間をかけて、

長男が自分の生き方を探し、考え、決めていくときが来たんだと思っています。




私にできることは、

側にいることくらいです。


ご飯を作って、時々話を聞いて、

長男が決めたことをそのまま応援する。


間違えてもいいよ。

失敗してもいいよ。

あなたなら大丈夫だからと、ずっと愛しつづけることだけだと思います。




我が家の近況報告、

最後まで読んでくださりありがとうございました。




次男の就学関係でも、

いろいろ決まってきています。


また、少しずつ更新できたらと思いますニコニコ








次男と散歩中、
おとものばいきんまんにてんとう虫がとまって、
思わず記念撮影花



  翻译: