私の貴方の

口や手を通して

贈るなら

あたたかい血の

巡る心軸にして

知恵を働かせて

紡ぎ出して。

あたたかい血の

通った言葉を。

おちょぼ口を

上品と言うとか

小さい事を

良しとする、

または

カワイイ文化、に

なびくみたいに

（みかん、だって。）

ああ可愛い、を

連発したくなる初夏は

まだ続く。

それも、よし。

簡単に紡ぎ出す言葉

でも、褒め言葉なら。

まずはそこから。

（またここに居る。同じコ

　なのか？いつも違うのか？

　川幅がある上、川の真ん中

　に日陰もある。いいねー。）

そう。

褒め言葉は

存分に言おう。

けれど、

自分より

小さいものを慈しむ

力は、比較的簡単に

備わりやすい。

試されるのはその先。

大きく、美しく、恵まれてる

ように思えても

（咲いてる！）

本当にそのものに

なり代われるくらいの

想像力が未だ無い事

自覚する力有れば。

ちなみに

謙虚は卑下じゃ

無いんだよ。

まだまだ想像力は

伸びるはず、

まだまだ私は

伸びるはず。

小さな私が

大きな木見上げる。

ネムノキに咲く

あの小さな花に

なりたいと願う事で

自身を慈しむ。

メモ

７月１５日

大きな物や大きな人や

大きな心に、素直に

感嘆するのは子どもの

得意とする処。

小さな物の心や痛みに

気づかないでいると

教えてくれるのは

大人。

どっちも経験して

来たはずの大人はどっちも

出来るはずだけど

自分も他の人も

気づかない程度の

痛みを２倍抱える事に

なるかもね。

出来ない、しない、

方がスムーズかもしれない

けれどそれは嫌だな。