雨期真っ盛りの
プラチュアップキリカン。
外海の波も高いそうで
不漁が続いています。
いつもの
サワラもマグロも
ウマズラアジもシイラも
なかなか入荷しません。
でも、地魚の刺身が
食べたいという
お客さんのデマンドは強いので
最近は普段は使わない魚を
見つけてきては
試食しています。
その中で
大当たりがありました。
タイ語名は
プラー・チョン・タレ―。
ググってみると
日本名はスギというそうです。
タイでプラー・チョンというと
淡水魚の雷魚のことです。
よくイサーン料理の屋台で
炭焼きにされている魚です。
この魚の英語名は
Snakehead fishというのですが
蛇の頭に例えられるほど
恐ろしげな顔をしています。
海で獲れるスギも
属性は違うようですが
これに似た魚相(魚の人相)で
見た目が怖そうなので
海の雷魚と
呼ばれているようです。
しかし刺身にすると
とても旨い魚でした。
身は引き締まり
脂がこってりのっています。
たとえていえば
以前食べたことのある
カジキマグロに似た味わいです。
一匹だけ買ってきたので
残りはたまたま来店された
常連さんにお勧めして
完売しましたが
大好評でした。
この魚を
また市場で見かけたら
即買い決定です!
この不漁のお陰で
新しい美味しい地魚が
見つかりました。
あえて言えば
これも不漁のお陰かな^^