ブルンジ移住から6年半、アフリカ生活は計7年超え。もはや新しい発見が少ないのですが、新鮮な気持ちに戻って、日々のいろいろな認識や習慣の違いについてまとめたいと思います。

私はもう慣れているので、そういうものだと思って順応しているか、または見越して対策をうったりしています。

 

日本の皆さんにおかれましては、へぇ~と思って頂ければ。アフリカに滞在されている皆さんにおかれましては、「だから理解し合えなかったのかぁ」などと新しい発見につながれば幸いです。

 

ガーベラ認識の違いガーベラ

ひまわり時間のこと

時間の方が私たちに合わせて進んだりゆっくり進んだり止まったりするという感覚です

 

ひまわり身に降りかかる全てのこと

全て神様が決めることで、人間は努力はできるけど最終的には神が決めるという感覚です。いいことがあれば神様が祝福したから、大変なことがあれば神様が導いてくれる、どんなに辛くても神様がついているから大丈夫。なので、遠い将来について考えることはありません

 

ひまわり人間関係

良好な人間関係を築くことを優先し、体裁をすごく気にします。セーフティーネットが人だし、制度よりコネで物事が進むことが多いからです

 

ひまわり上下関係

金銭的に豊かな人は貧しい人より上です。下から上への無償のサービスは存在せず、上の人は小銭を払って、下の人を小間使いします。私から見ると、労働に対して小遣いが少なすぎると感じます

 

ひまわり時は金なりの正反対

お金がないけど時間がある人が多いので、例えば、少しでも安く買うために時間をかけてそこまで出向いたりします。もしくは、バス代節約のため、車を持っている人に相乗りさせてもらうために、何時間でも待ったりします

 

ひまわり不確定な未来に対する考え方

「可能性はわずかだがこういうリスクがあるため、回避のために今この対策を打っておく」という考えはしません。起きてから対策を考えます

 

ひまわり汚れてから掃除する

↑とも重なりますが、後のことは考えずに汚す、汚してから掃除する。全てにおいてこの考え方です。後の苦労を軽減するために今考えて行動するということはしないです

 

ひまわり非効率

効率を重視せず、彼らの順番があるようです。例えば、病院に子供を連れていくと、まずベッドに寝かすように言われる。寝かせてから看護師が採血の準備をする。その間に子が暴れてまた寝かし直し。私企業は利潤追求のために自然と効率が良くなっていくけど、行政機関とかは遅い遅い。動作が遅いのもあるけど、段取りが異常

 

ひまわり妊婦や子供連れへの対応

めちゃくちゃ親切にしてもらえ、助けてもらえ、お節介され、とても助かっています

 

ひまわり外国人への対応

中国人蔑視はかなり酷いのはいつも書いている通り。でも基本的に親切にしてもらえます。

外国人だから”ボラれる”ということは少ないです(というか収入が何倍もあるんだから、モノやサービスの値段が高くなるのは当然では?そんな怒ること?)。

むしろ現地人同士の方が、人間関係から断れず、持てる者は持たざる者を常に助けないといけない一方で、外国人はその外にいます。だから「ボラれた!」とか騒がないでほしい

 

ひまわり子供の扱い(教育)

貧困層や田舎では、子供同士で外で遊んでいて、親や周りの大人が見守ったり放置してたり。水汲みなどの手伝いをさせ、関係性は主従関係です。

上流層は、両親共働いているので、田舎から連れてきた未婚の女の子に子守りは任せっぱなしです。きょうだいで家の中で遊び、おもちゃはなくてせいぜいボール程度。テレビを長時間観て、あとは走り回って遊んでといった感じで、貧困層や田舎の子と比べて遊び方を知らないと私は強く感じています。

3歳から幼稚園に通わせ、早速ABCや123を詰め込みます。学校や私立ですが、学費がなるべく安いところを選び、そこでの教育は詰め込みです。中学高校になって成績が良いようであれば、そこで初めていい学校へ行かせようとします。

創造性とか自主性とかを伸ばす機会は少ないです。

 

ガーベラ習慣の違いガーベラ

ひまわり調理にかかる時間

お手伝いとか若い娘さんが何時間もかけて作ります。収穫した状態なので下処理が多い、量が多い、段取りが悪いなどの理由

 

ひまわり赤ちゃんの扱い

熱帯気候だけど、靴下・帽子・おくるみ必須です。私の赤ちゃんは非常に軽装で出かけるので、見ず知らずのお節介おばさんが「赤ちゃんをくるんでくれる?」と頼みにきます

 

ひまわり雨が降ると

雨が降っても気温が下がるわけでもないときでも、上着を羽織ったりします。ただ湿度が上がるだけで、むしろ蒸し暑くなるだけのときもありますが、そういうときでも。特に子供には必ず。うちの子は軽装なので(以下、上述の通り)。

あと、私の長女は雨が降りしきる中で遊ぶのが好きなのでそうさせてますが、普通の親御さんは絶対許しません。濡れると風邪を引くと思っています

 

ひまわり毎週土曜の結婚式

家族親戚が何百人もいるし、友達も多いので、毎週土曜日は誰かかれかの結婚式に出席しています。だいたい大人だけ出席で、子供は家に放置です

 

ひまわり子供へのお金の使い方

上述の通り、小さい子にお金は極力使いません。小さいうちからいい学校に行かせるとか、ましてや習い事をさせることはなく、おもちゃもほとんど買い与えません。ですが、誕生日と服・靴には唯一お金を使います。

誕生日は、お友達をたくさん招いて、大きなケーキをオーダーして、ジュースやお菓子を用意して、大きなパーティーを開きます。

また、教会などお出かけ時には身の丈以上に見えるようにいい服を着せ、いい靴を履かせます。(うちは動きやすさ重視で教会に行くので浮いてます)女の子は本格的なドレス、男の子はシャツとジーンズ。クリスマスなどのタイミングで、家族お揃いの服を仕立てる家庭も多いです

 

 

他にもたくさんあるはずですが、時間切れなのでこの辺で。

日本の皆さんがアフリカの皆さんのことを理解して、楽しくアフリカンライフを送って下さるといいな、アフリカのことを好きになって帰国してほしいなと常々思っています。

参考になれば幸いです。