【温故知新】時代と興味とそれぞれの場所【老若男女】 | ブロジェクT【Blog+Project】BlogecT・愛知県新城市ブログ

ブロジェクT【Blog+Project】BlogecT・愛知県新城市ブログ

デザイン&プランナー。愛知県新城市などの問題をオモシロマジメに。スタジオジブリ宮崎駿監督園長保育園・経済産業省・自衛隊・日本武道館・CM総研ロゴなどデザイン採用多数!

昭和17年、戦時下の映画産業は国粋主義を前面に出す作品が良し、とされた時代です。

名監督と云われる内田吐夢が撮った戦時下映画のひとつに「鳥居強右衛門」がありました。鳥居強右衛門は忠義を貫いた足軽武士でありまして、皇國二十四功にも登場しています。

 

実はこの作品、おそらく戦火の中で焼失したか或いは行方不明になっており、現存作品の少ない内田吐夢監督作品の中でも幻のひとつになっています。

 

この作品に携わった新城市在住かと思われる高齢の方が一度だけ長篠城址の史料館にて、スチール写真の展示会を行なったそうでして、貴重な資料でもあり、新城市で保管などできないものかと思います。

 

新城市の戦国時代を描いた映画作品は、「黒澤明・影武者(カンヌ映画祭パルムドール最高大賞)」「井上靖原作・風と雲と砦」などが大作で有名ですが、現存してない現在見ることのできない「内田吐夢・鳥居強右衛門」も新城戦国映画コレクションに加わります。

 

人それぞれの興味枠、時代背景、それぞれの心に刺さる場所や文化を深く広く知ってもらうことで、今までよりもっともっと多様化の新城来訪や新城関心事が増えていけば、これはそれこそ御の字です。

 

内田吐夢監督と聞けば個人的には「飢餓海峡」ですかね。過去3回くらい本編鑑賞しました。

 

 

 

 

 

  翻译: