~アヤ東部沿岸、洞窟内....
カサカサカサカサカサ
(神秘的な青色に輝く水面が揺れる海岸洞窟に同化した灰色の特殊装具を身に纏った刺客達が一斉に壁や天井を這ってくる)
スターマイン「や~~~~~っ!!Gみたいでキモいんですけど~~!!」カサカサカサカサカサ(迫りくるアゲルゾンの刺客達に対し、背中の上に乗っている、でっぷりしたアイアングークはその黄色い嘴で「しっしっ」とやっている)
フェットチーネ「追手か・・おもしれぇ」バウワウ!!(アサシン達に向かって威嚇するルカ)
イェル・ミナ「ここで戦闘をするつもり?」カサカサカサカサ(真上、真横から迫りくるアサシン達を警戒しながらキョロキョロと見渡すキッチンアイルー達)
トゥール・スライヤー「先に手を出してきたのはお前だ。観念するんだな」カサカサカサカサ
イェル・ミナ「・・・・・・・・・」ちら・・
ラインハルト「・・・・・・・・・」ごくり・・(怯えながらちいちゃく頷く)
フオオオオオオオオン!!
(イェル・ミナがハイアーザントップを大きく振り回しながら周囲の刺客の注意を引き付けると、彼女の右腕から飛び立ったオオナナホシのククがスライヤー目掛けて突撃飛翔を開始する)
フェットチーネ「いけぇ!!ルカ!!」ドウーーーーン!!(主がローズ・ブランダーバスで天井の一人を落とすと同時にそれに向かって飛びかかっていく愛ガルク)
カッツェ「吹っ飛びやがれぇええええ!!」バオオオオオオン!!(ゴッド・セイブ・ザ・クイーン(スカーレットクィーンベースの彼専用の真紅の針型銃剣ガンス)の砲撃を周囲に向けてぶっ放す)
ワァアアアアアアアア!!
(天井、壁から二番隊に襲いかかるアサシン軍VS二番隊の戦闘が洞窟内で繰り広げられる)
トゥール・スライヤー「小賢しい!!」バシーーーン!!(飛んできたククを黒龍剣の盾でパリィするように弾く)
スターマイン「いたいいたいたいたい!!」ブスッブスッブスッブスッ(全身に張り付いたアサシン達が短剣を突き刺してくる)
ファンクーン「こらぁ~!!スターマインちゃんから離れなさぁ~い!!」ガツーーーン(飛びかかってきたアサシンを鋼鉄のグァーグァーグークのヘッドバットで撃退)
ラインハルト「ひええええええ」ブワッ!!(華麗な緊急ダイブの背後から飛びかかってくるアサシン)
フォッ!!(履いている鉄下駄を発射するように蹴り上げる浴衣姿のミサキ)
ごちぃ~~~~ん(見事、アサシンの顎にクリーンヒット)
ラインハルト「はぁ・・・助かりました」グッ(ミサキの手を借りて起き上がる彼を守るため、颯爽と背を向けながら円陣を組んでいく二番隊の騎士達はまだ無防備な水着姿のまま)
ハイモ「ネコ騎士隊!!フォーメーション・ニャ~~!!」ニャ~~!!(こちらも迅速に円陣を組んでデヴィマッツォとコズマを守る)
イェル・ミナ「私に適うとでも思っているの?」ズンッ!!バキャアアアン!!(飛びかかってくるアサシンの群れに対してはノールックで棍で突いたり、叩き落としたりながら、目の前の標的に向かって)
トゥール・スライヤー「セフィティスを餌にのし上がったと思えば、今度は東部に媚を売ってコズンダ様に反旗を翻す不実な女が!!」フオン!!フオン!!(飛びかかってくるキッチンアイルー達をジャストラッシュばりの水平斬りで振り払いながら)
イェル・ミナ「私は私の正義を貫いたまで」フシューーーーーー(口から赤紫のドラゴンブレスを放出すると、それを操虫棍と回帰してきたククに吹きかけていく)
トゥール・スライヤー「それが貴様の逆心だぁあああ!!!」ブワッ!!(突っ込んできたキッチンアイルーの後頭部を踏み台に駆け上がる)
バシューーーーーーーン!!
(スライヤーの黒龍剣によるフォールバッシュとイェル・ミナ&ククによる操虫斬りがぶつかり合い、互いに持つ龍属性エネルギーが激突して洞窟内をマゼンダ色に照らしていく)
イェル・ミナ「得物に助けられたわね。どうせ使者団から盗んできたものでしょ?」クスッ(彼女が差し出す右腕に龍属性を帯びたククがマゼンダに光りながら戻ってくる)
トゥール・スライヤー「コズンダ様の命あればこそ。貴様はいつも歯向かっていた」フオン(同じく龍属性を纏う黒龍剣を力強く振り払う)
イェル・ミナ「無駄な殺しはしない主義なの。あなたやハンギルと違って。そんなあなた達に裏切り者だと思われても構わない。これで正々堂々、メフタフ様の敵討ちができる」フォルルルルル(腰を中心に龍属性を纏う操虫棍を回すと、マゼンダの煌めきが彼女を護るように包みこんでいく)
トゥール・スライヤー「先王を守れず戦死した男の無念を晴らすだと?・・そうか。こいつらと手を組み、アグダ・マズラーを叩くというのか」
イェル・ミナ「真実を知らないって楽よね。悩む必要ないから」ドオオオオン!!ドオオオオン!!(背後ではカッツェによる竜撃砲で吹っ飛んでいくアサシン達の姿が)
スターマイン「あっちいけぇ~~!!」ファオオオオオ・・・オオオン!!(無数の星羽蝶を全身に吸い寄せ、チャージするように力を溜める)
バオオオオオオオオオン!!
(星竜が解放した火属性の熱波によって尽く吹き飛ばされていくアサシン達)
ファンクーン「でかしましたぞよ!!スターマインちゃん!!こちらもチャージ完了です!!」キュイーーーーーン!!(でっぷり鋼鉄のグークの両脇に取り付けられているガトリング砲がそれぞれ高速回転する)
ズンギャッギャッギャッギャッギャッギャッギャッギャッギャッギャッ!!
(ダブルガトリング砲からエネルギー弾の連射によって天井に張り付いているアサシン達を落としていく、でっぷり鋼鉄グークなガンマン)
ファンクーン「ぐあっぐあっぐあっぐあっ。通称GディフェンサーだったりGDといったりと私が勝手に呼んでいる、このグーク・ディフェンサーが受けたダメージは、同じくグークガンマZで作られている排熱噴射機構を搭載した二本のGoocoo Avenger Gatling Guns、通称GAGGに熱伝導されて、その蓄積したエネルギーを排熱弾無しで独自のエネルギー弾として連射開放可能なのです!!ファンクーン社の子会社である造兵廠に感謝!!ぐあっぐあっぐあっぐあっ」ズンギャッギャッギャッギャッギャッギャッ!!(連射しながらロング解説)
ダニー「ボス。俺等も加勢した方がいいんじゃないっすか?」ゲホゲホッ!(船の上でまだむせている鮮血のチャチャブーフェイクの大男の背中をカリサと共にさすりながら。甲板の上からは戦うキッチンアイルー達が次々と包丁を振り上げながら下に飛び降りていく。おそらくは一度、降りた猫達が再び登ってきてループ落下強襲を仕掛けているのだろう)
ゲンス・ゴンス「ゴホッゴホッ!!ガガフッ!!」(むせながら指をさす)
カリサ「ガガフ?」ちら・・
サーーーーーーー(甲板に飛び移ってきたのだろうアサシンの一人が手持ちの小袋より大タルの中に向かって粉状のものを流し込んでいる)
カリサ「・・火薬・・・・?」
サーーーーーーー(そのアサシンが辿ってきた軌跡にもまた火薬の道ができており、それを目で追っていくと甲板の中央で二手に分かれているのが見て取れ、それぞれ船の左右の舷側にある外輪(蒸気機関)に繋がっている)
カリサ「やっば・・」
ゲンス・ゴンス「イーーーーーッ!!」ダンッ!!(ダニーを払い除け、アサシンに向かって飛びかかっていく)
ダシャーーーーーン
(アサシンの側面に渾身のスピアーを浴びせるゲンス。諸共、船縁を破壊しながらデッキより豪快に落下)
ダニー「あ~あ」
カリサ「なんとかしないと!」ダッ
ぐあっぐあっぐあっぐあっ
ズンギャッギャッギャッギャッギャッギャッ!!
(船の上から下を覗き込むと、陸より迫りくるアサシン達をお手で払い除けながら直進していく重戦車のような星竜に乗っている超合金みたいなでっぷりグークが両脇に装着している不気味な二本のガトリング砲によってエネルギー弾を洞窟内に「まんべんなく」ぶちまけている)
ドウーーーーーーン
(天井に張り付いているアサシンの一人が飛んできたエネルギー弾を手持ちのちっさいシールドでパリィしたもんだから、それがこっちに向かって飛んでくる)
ダニー「げっ」ヒョウウウウウウン!!
カリサ「爆発するぞ!!逃げろぉおおおお!!!」バッ(ダニーを抱えながら下に向かってジャンプ)
トゥール・スライヤー「!?」
ドガアアアアアアアアン!!
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
ドサーーーーーーーーーーン!!
(爆風によって共に洞窟の壁に背中から激突するイェル・ミナとトゥール・スライヤー)
フォウーーーーーーーーン!!
(危なげな船の木片が)
トゥール・スライヤー「!!」
バギャアアアアアアン!!
(飛んできた残骸が龍の力を纏っているハイアーザントップによって粉砕される)
イェル・ミナ「まだやる?」パラパラパラ・・・
トゥール・スライヤー「・・・次は殺す」
バッ!!バッ!!
(軽やかに跳躍しながら洞窟の外へ逃げていく彼女に続き、残りのアサシン達も天井や壁を這いながらGのように続いていく)
イェル・ミナ「はぁ・・・・みんな、大丈夫!?」バッ
ケホッケホッ(むせている星竜の「お腹の下」からミサキに手を引っ張られながら外に出てくるラインハルトのメガネは真っ黒になっている)
ラインハルト「びっくりしました」ふきふき(それを海水パンツで拭きながら)
フェットチーネ「ファンクーン!!やりすぎだぞ!!」ゲホッゲホッ(頭ボサボサ&真っ黒になりながら。傍らのルカも毛がすっかり墨色に)
ぐあっぐあっぐあっぐあっ(爆発した際、びっくりして星竜の上から落ちたのだろう。地面で仰向けになっている鋼鉄のでっぷりグークに守れれながらわろうている「中の人」)
ファンクーン「私じゃありませんよ。でも、グーク・ディフェンサーの実戦ができたのは誇らしいことです」う~~~んしょっ(倒れているでっぷりグークを起き上がらせる水着姿の二番隊の面々も全身真っ黒&頭チリチリになっている)
ぶはぁ~~~~~っ(海面より顔を出してくるカッツェは自慢の髪型がぺったりに。同時に顔を見せるゲンス一味も)
ハイモ「良かった。無事だったミョ。余計なのも」うんうん(と頷くネコ騎士隊の面々)
ダニー「大丈夫か?ボス」プカプカ
ゲンス・ゴンス「溺れかけたら口からカニの脚が出てきた」プカプカ
ラインハルト「ああ・・・自慢の船が・・・」プカプカ(海面に浮きまくっている船の残骸)
ズワロマン「すみません・・私のせいで・・」
ラインハルト「いえいえ。どっちにしたって、こうなっていましたよ」ぽん(彼の肩を叩いて激励する)
デヴィマッツォ「行きましょう。パパグラーナに」(隣で頷くコズマ)
ラインハルト「ですね」ふきふき
カッツェ「フォーーーッ!!これで洞窟暮らしともオサラバだぜ!」イェ~~イ!!ざぽぉ~~ん(真っ黒になった二番隊が次々と海に飛び込んでいく)
スターマイン「街に行けるの!?」
ラインハルト「さすがにスターマインちゃんは、まずいですかね・・」う~~ん・・(しょんげりする星竜)
デヴィマッツォ「本格的にコズンダと戦争をするのならば、パパグラーナにもインテリジェンスなモンスターが味方についているという風評は大いなる力となり、それが防衛手段にもなるでしょう」
スターマイン「えーーーー!!超うれしいんですけど!!」
ズワロマン「やったな、スターマイン」
スターマイン「超うれしいんですけど!!超うれしいんですけど!!超うれしいんですけど!!」イェ~~イ!!ざぽぉ~~んざぽぉ~~ん(続々と飛び込んでくる二番隊に対し、ちょっと嫌そうな表情を浮かべる鮮血のチャチャブーフェイク。対し、ハイモ達、ネコ騎士隊は両手を上げながらクルクル回って喜びの小躍りをしている)
To Be Continued
ランキング参加中だミャ!
みんなの激アツ一票で応援してくださいミャ♪
次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第236話「なにが使徒との交信だっチャ」の巻
9/5(木)0時更新予定
ご機嫌いかがですかミョ、今日はハイモがおまけのおコーナーをお届けいたしますミャ♪
ちょっと待ちな!! ザベーーーーン!!
げっーーー!!マッド・ダニー!!ひょれっ(どっかに隠れちゃう)
おいおい・・そんなに驚かなくても・・
悪いことしないミャ?(どっかから声だけが)
しないしない。あれを言ってみたいだけだ。
ちゃんと「いい子に」言えるミョ?(どっかから声だけが)
やるやる。ちゃんとやる。
ほいじゃあ一緒に・・(ちょっとだけ猫頭を出しながら)
次回も見よう!!読も見よう!!ミャ♪
あ~~すっきりした♪
■あたちのモンハン日記てなぁに?
■あたモン目次録