【昨日のビール】
ロング缶:2本
レギュラー缶:1本
芋焼酎ロック:2杯
麦焼酎ロック:3杯
【昨日の実績】
自転車:◯(15キロ)
お菓子断ち:◯
昨日もやった、やったぞ!お菓子断ちのことだ。毎晩の晩酌でビールから焼酎に切り替えると腹が減りだすという負の脳内連鎖を断ち切るためにキムチを導入した。焼酎を飲みながら汗だくになってキムチを頬張るのだ。するとどうだ?物凄いことが起きた。芋焼酎の白霧島の在庫が切れたではないか!慌ててキッチンの棚を片っ端から開けてみると、ずいぶん昔に買った麦焼酎があった。おお!良かった!などと言いながらグビグビと飲んだら今日は当たり前の二日酔いである。キムチは塩分が多いので高血圧には良くないだろう。
そもそも酒の量を減らせって?
誰だ?
今、小さい声でそう言ったのは?!
聞こえたぞっ!
ダメだ。
もう頭がおかしくなって来ている。
今日は白霧島を買いにゆこう!
ただそれだけ。
昨日のことは全て忘れたのだ。
なので後悔もなし!
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クソーッ!
どうしたと言うんだ!?
あ、そういえば、、、
昼間、庭にジョニーをとめておいたら突如突風が吹いてスタンドごと倒れてしまったのだった。カバーをかけていたし芝生の上だったので大丈夫だろうと思い特に気にもせず放っておいたのだが、こうなっていたのか!
とりあえず自転車を広い歩道に停めた私は深呼吸してから天高く拳をつき上げた。そしてジョニーくんの右側ハンドルについているシフトレバーめがけて振り下ろしたのだ。
ゴンッ!
ゴンッ!
ゴンッ!
3回ほど世界中から集めた元気玉が入った拳で叩いたところ、シフトレバーはいつものポジションに戻った。
フーッ。
私は天才メカニックなのだ。
最後は鉄拳制裁で調整するのである。
いつもの調子に戻ったジョニーくんに跨り、改めて上り坂を目指した。秘策を思いついた私は意気揚々とペダルを漕ぎ進める。
秘策の内容とはこうだ。
「力を入れてペダルを漕がない」
ただそれだけである。私のような初心者は上り坂が現れると必要以上に身構えてしまい、頂上まで上り詰めるために、つま先から足首、ふくらはぎ、ひざ、太もも、両腕に思いっきり力を入れ、歯を食いしばってヒ~ヒ~言いながら登るのである。
それをやめる。
力を入れないのだ。
ビンディングシューズを履いているので、ペダルを踏むのではなく、逆に引き上げるくらいのイメージで力を抜いて進むのだ。私はレースに出るわけでもなんでもなく、トレーニングと言いながら、できれば楽しみながらダイエットをして健康を保ち、その結果大好きな美味しいビールを浴びるほど飲みたい。ただそれだけ。煩悩のおもむくままに突き進むプロの酒飲みなのだ。
なので、一生懸命ペダルを漕いで1秒でも早く頂上に昇る必要など全くないのである。そのように頭の中をリセットして、いつものキツい坂道を登り始めるのだ。
行くぞっ!
するとどうだ。
嘘のように楽ではないか。力を入れずにゆっくりとペダルを漕ぐ。どちらかというと引き上げるといったイメージでいつもの坂道を漕ぎ進めると、、、
なんということでしょう。
あら不思議。
息もそれほど乱れず、頂上まで上ってしまったではないか。
ヤルネ。
これならいくらでも行ける。普段私ははツラいので、この坂道を1日2回しか上ることができなかった。しかしこの日は軽く4回も上ってしまったのである。余力を残しながら、しかしそろそろ帰らないと美味しいビールを飲み始める時間が遅くなってしまうので急ぎ帰宅するのであった。
自宅までの帰り道、私はペダルを漕ぎながら考えた。人生のようではないか。歯を食いしばってツラい道のりを走り続けるのも良し。しかし自分の持っている力量なんてたかが知れている。無理をするのではなく、自分のペースで進めばいつか必ず定めたゴールへとたどり着けるのだ。実力以上の力を発揮しようと無理をしたら疲れ果てたり、ケガをしたりと逆に遠回りになってしまうではないか。私にとって残りの人生があとどれくらいあるのかは分からないが、これからはそんな事も頭の片隅に置いて生きてゆこうではないか。
そんなことを思い知った54歳の夏だから、元祖天才バカボンのパパだから~、冷たい目で見な~いで~♪
はやく太田留美(大垂水峠)に会いに行きたくなった。今度は余裕でゴエてやるのだ。
グヒヒヒヒ。
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昨日の晩酌。
カツオのたたきの端切れが安くで売っていた。ニンニクが切れていたのでチューブの生ニンニクで代用したが変わらず旨かった。
サンマの刺身。身が小さいので2切れいっぺんに口の中へ放り込んで食べた。脂がのって旨し。
久しぶりの登場。恥ずかしがり屋の真っ赤なトマトちゃん。こちらもキンキンに冷えていて旨し。
主食のようなお豆腐さま。
揃いましたなアテの衆。
おぉ!今宵は華金ではないか。
気分が高揚しているのが分かる。
焦るな。
焦るでないぞ、corn。
乾杯前に絶対忘れてはいけないことがある。
白霧島を買いに行くのだ!
25度は売ってないから20度を求めていつもと違うスーパーを目指すのだぞ。
そうだ。マイペースだ。
その先にあるものは、、、
キンキンに冷えたビールで喉を鳴らし
グビグビゴクゴクと夜をつんざき
力を抜いても避けることのできない
ツラい二日酔いが待っているのである、、、
ビールをこよなく愛する皆さま。
しかしやっぱりこれだけはマイペースではなくハイペースなのだ
キンキンに冷えたビールで
乾杯ッ!
なのである。
ムフフフフ。