SNSを見ていたときにお盆休みに海外の空港から出国するときに、
パスポートがないことに気がついた人がいました。
空港職員にその旨を話すと警察官も一緒に探してくれて見つかりました。
パスポートをなくした人は、
「空港スタッフのホスピタリティが素晴らしい」
と褒め称えていました、
僕はその時違和感を覚えずにはいられませんでした。
空港スタッフや警察としての"業務"ではなくて、あと少しで帰ることが出来なくなる、
何とか助けたいという空港スタッフの前の、
"人"としての優しさだと思うのです。
人としての優しさの域でなければ必死にベンチの隙間とかチェックしないと思うのです。
ちなみに空港スタッフに感謝の言葉は伝えず返ったそうです。
当たり前の業務の一環と思っているのでしょうね、人として恥ずかしい。
お金を払っているのだからお値段以上の事をしてくれるのがホスピタリティ
と思っている人がホスピタリティという言葉を良く使います。
批判するのもホスピタリティがなっていないという言葉を使います。
お値段以上の事をやる前から望んでいる顧客、うちでも多いですかね。
お値段以上の言葉通り、プラスアルファで作業するのは赤字です。
その赤字の範囲を動かす事が出来る顧客のみ、お値段以上に動いてくれるわけです。
人として動くのに値するか
簡単に言えばお値段以上に動いてくれることを望むのであれば、
そういう顧客になりましょうということです、
その資質がないのにお値段以上を求めてくる人が多すぎます。
世間的にはたくさんお金を払う人が好遇されるというケースが多いと思いますが、
うちの事務所としては僕としては顧客と心が合うか合わないかですかね、
無謀な要求をして納得いく答えでなければ逆ギレとか、
やってくれて当たり前でしょう的な方にはお値段相当のみです。
本当に困っている本当に悩んでいる人にはお値段以上で返します。
端的に言えばお値段以上で返すか返さないかはその人次第です。
結局は企業と顧客の構図ではなく人と人のことなのです
結婚式場のホスピタリティが低いと嘆く人もいますが、
無理難題を投げていないか、スタッフが聞くとドン引きする言葉を投げていないか、
まずは自身を問うてからホスピタリティという言葉で評価することをおすすめします。
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