また、悲しい事件が起きてしまいました・・・。
埼玉県川口市の女子高校生が、自宅で出産をしそのまま放置して亡くなったという内容でした。
女子高生の母親が、赤ちゃんが死んでいることに気がついて、警察に通報した流れになっていましたが・・・
その前に・・・
娘が妊娠していたことに気がつかなかったのか・・・
何か変化を感じなかったのか・・・
多くの疑問も残ります。
未成年者の出産と遺棄については、年に数件は起きています。
誰にも相談できずに隠し通すことしかできず、
病院での検診も受けずに出産先も決めない、決められない、
産んだとしても育てていける経済力もなく、育てていく環境も整っていない
相談することができなかったことを責めたら、こういう困っている女性を救えるのかと考えた時に、何も先に進める未来がないことはわかると思います。
相談できない理由がなんなのか・・・
高校生なので学校のことも大きいと思いますが、まずは妊娠したことを親に相談しないといけませんでした。
渦中にいない他人には、いとも簡単な当然の事として出てくる意見だとは思いますが、この女子高生が何でも親に相談できる環境にいたかどうかという点も気になります。
睡眠薬を使って不同意性交を行い、相手を妊娠させた麻酔科医が
逮捕されたという事件です
妊娠をするという事は、必ず相手がいるということですので、その相手がどのように考えているのかも重要な判断材料にはなってきます。
この女子高生の場合、相手を特定できるかどうかにも寄りますが、相手が特定できない、不同意性交だった場合、一人で抱え込んでしまうこともなきにしもあらずです。
時代も進んでいる中、学生が妊娠した場合、学生であることを手放さなければならないという可能性があることで、周囲が気がつくまで黙っていようとするケースもあります。
ネットが発達しても、相談できる場所があることを知っても、相談に行くことで親にバレるに違いないと思い込むケースもあるので、親に告げ口をすることが目的ではないことを知ってもらう必要もあります。
ですが・・・
矛盾しますが、出産には大きなお金が必要となります。
誰かを間にたてることで、親への報告が可能であるならば、この先の生活の事を考えても、親の助けを借りられるのかどうかという点は、重要なポイントとなります。
虐待を受けているお子さんの場合、親への報告で虐待が酷くなることもありますので、その場合は報告を先行することはしません。
必ず、本人の意思を確認した上で協議をしますので、一人で悩まずに相談をしてほしいと思います。
相手が特定できる場合、妊娠したことを知らされているかどうかにもよるのだと思うのですが・・・。
妊娠したことを知らされていたのに放置したという相手も、同等に逮捕されてほしいんですけど・・・。
同じ高校生という立場だったのなら、この先にどれだけの不安があるかは想像できるでしょうに・・・。
相手がすでに社会人だったとしたら、社会的責任がどういうことかわかるでしょう?ということで
妊娠した女性だけが責任を負わなければいけないという仕組みを、いい加減に変えていきましょうよと思います。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。