毎日どこかで、必ず、変態野郎が逮捕されているニュースを観ると、この国は本当に大丈夫なのかと思います・・・。

 

埼玉県では、児童福祉施設勤務の職員が、勤務先ではなく路上で犯行に及んで逮捕されたというニュースが出ました。

児童福祉施設ということは、児童館か家庭支援センターなどの職員だったのではないかと思います。

 

逮捕された教員の数にも驚きますが、子どもに関わる施設職員の逮捕も目に付くようになっているので、どうしたら被害に遭わなくて済むのかを考えたいものです。

 

現職時代は、こういう犯罪が出始めた頃だった為、施設で仕事をしていて男性職員がいると、何かされるのではないかという目で見られ、何もしていないのに疑いを向けられるという状態から、怪しまれない為の行動や言動に注意をしたり、過接触を避けるようにしたりと、保護者に誤解されない為の動きを確認したものでした。

 

虐待ケースとして対応していたお子さんなどは、家庭で繰り返し虐待を受けているせいか、職員に対してスキンシップを求めてくるお子さんもいるものでした。

親に甘えられない分、職員に甘えてみる。膝の上に座る。

そんな場面も多かったのです。

 

女性職員に求めてくる分には、何でも拒否・拒絶ではなく、ある程度の対応をしていましたが、それを良しとしてしまうと、男性職員にも同じように求めていくので、そこはまずいだろうとなりました。

 

子ども自身は、何が良くて、何がまずいのかなんて、深く考えていませんし、その理由の深い意味を理解もしていません。

 

なので、過接触となる部分に対しては、パーソナルスペースを守りつつ話を聞くという方向でいくことにしました。

 

職員の膝の上は、職員はあなたの椅子じゃないのよと言って、膝の上に座ることは辞めていました。それは子ども自身の安全を守る為の判断でもあり、職員の立場を守る為の判断でもありました。

 

子どもに対して、子どもが性の対象となっている大人にとっては、トラップと言っていい程の、無邪気な子どもの行動が犯罪へと向けてしまうことにもなりかねないのです。

職員を犯罪者にしない為の、研修や注意喚起ができていたのだろうかと、ニュースを観て思いました。

 

現職中にも、アイドルの衣装のような、ミニスカートや肩出しの洋服を着せられて、あられもない恰好で遊ぶ児童が多くいました。

 

パンツが見えようが、何だろうが気にしない子どももいるので、遊びに夢中でそれどころではない、気にしていられないという状態でもあるのですが、足を閉じてねと声をかけることもしばしばでした。

 

大人だけが犯罪を犯す対象とは限らないのが、最近の事件の事例だと思うのですが、高校生や中学生までもが逮捕されています。

 

子どもたちの中には、スキンシップが好きなタイプのお子さんもいます。スキンシップができる関係が、仲良しの証だと思っているお子さんもいます。

相手が仲良くしたいと思っている目的が、本人の意識と別のところにある悪い奴らもいるので、親としては他人との距離が近すぎては危険なんだと教える必要もでてくるのです。

 

そして、狙われない為の服装選びも、かなり重要なポイントになるのです。

 

子どもの安全を守るべき職業についている人間が、子どもを襲うような状態ではいけないのです。

犯罪を犯す大人は悪いです。

 

そこは、どんな理由があっても悪いんです。

 

だけど、各家庭でできることもあるという部分を、知ってほしいと思いました。

 

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。