「違法なイスラム教の活動」に参加したとしてウイグル人2人が中国当局に拘束され、懲役刑を受ける | チベットとビルマの難民支援 難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ

「違法なイスラム教の活動」に参加したとしてウイグル人2人が中国当局に拘束され、懲役刑を受ける


中国当局がイスラム教の活動に参加したウイグル人2人を拘束したことが判明した。

 
2人は、オスマンジャン・ターサン(35歳前後)とキェユム・アブドゥケリム(55歳前後)だ。ウイグル警察署のコンピュータからハッキングされた秘密文書に2人の名前が記されていた。
 
この文書には、ターサンが「危険人物で、精神的に不安定」と記されていた。2017年、ターサンは、懲役7年の判決を受けた。
 
ゼミン町の警察署に電話取材すると、「ターサンと親族は、違法な宗教活動に参加したとして有罪判決を受けた」とのことであった。
 
また、警察によると、アブドゥケリムは今なお投獄されているという。アブドゥケリムは「違法な宗教活動」に参加したとして懲役10年の判決を受けたという。
 
アブドゥケリムの「罪」は、「違法な宗教のビデオを見て、違法な宗教の説法に参加した」ためだという。

【亀田浩史訳】
 

 

 
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