何度も観たことのある、ちょうど50年前の名画。BS松竹東急で今夜やっていたので、また見てしまいました。今回気になったのは、主人公(加藤剛)が婚約者(山口果林)に語るこのセリフです。


幸せなんてものがこの世の中にあるのかい。⋯そんなものは初めからないのさ。だから皆がそんな影みたいなものを追ってるんでね


幸せでない人はたくさんいますが、その中にはもともと幸せを感じる能力が欠けている人がいます。彼もそんな一人なのでしょう。


どうしたら、そのようになってしまうのか。実は、私の哲学=幸福論の大きなテーマなんです。