YouTubeとレストア | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

YouTubeを観ていると、時々ジャンクと思われる車を安く手に入れてレストアして売っていくら儲かるかという動画が流れてきます。ただの転売ではなく、手をかけてジャンクをより魅力的で実用になるようにしてから売るというものです。ただし動画を見る限りかなりの技量を持った人のようで、作業が手慣れています。ほぼプロの整備士だと思われます。カメラでも時々珍しいカメラに高額な値段がついて落札される時があります。もちろんお金持ちの方が落札することもあると思いますが、お金持ちなら有名店で整備したものを買うのではとも思います。高額購入した人の評価を見るとすごい数字になっていて、素人とは思えないことがよくあります。これも車と同じくプロの商売人が購入して、プロの修理人に整備を依頼して販売する目的で購入しているのでしょうか?別にそれが悪いという意味で書いているわけではありません。壊れたものを直して再び撮影できるようにして新たなオーナーの手に委ねることは、コレクターとしては嬉しいことです。ただこれを素人がやろうとしても車のような儲けは出ないと思います。というのも、まずプロの修理人でないわけで、販売後不具合があったときに補償が難しくなります。もちろんよく目にするような「ジャンク品として出品しているので一切補償しません」という一文を書いて販売することもできないわけではありませんがそれはちょっと無責任すぎるように思えます。またジャンクで購入したとして、その価格がそのカメラが本来持つ中古相場よりどのくらい安いかにもかかってきます。珍品や元々高額なカメラであれば、もし撮影できるように、かつ見栄えも良くすれば儲けが出るかもしれません。ただし直せない場合には購入代金が泡と消えるわけです。また修理内容によってはかなりの時間をスキルを要する場合があります。修理が趣味で、直ったカメラを次の資金にする程度であればジャンクを買ってレストアして売るという行為が成立するかもしれませんが、商売にするほどの儲けはなかなか難しいそうです。私のようにレストアしたことでそのカメラに愛着が沸いてしまうと、売るに売れなくなってしまいます。ということで私の感想は、売った後の補償やレストアの技術、直るかどうかのリスクを考えると、車のようにはなかなか行かないと思われます。

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