木製大型一眼レフの魅力 | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

今現在我が家にある大型一眼レフ(ロールフィルム専用ではないもの)は、知らぬ間に100台を超えていました。サイズ的にはアトム判からキャビネ判までです。そしてそのほとんどが手札判か大手札判の一眼レフです。手札判や大手札判が多いのは、当時このサイズが主流だったから中古も数が多いので入手しやすかったのが理由です。機種別の数としてはそれほど多い方ではありませんが、存在感は一番あると思います。コレクションを始めた頃は35mm一眼レフが主流でした。そこの二眼レフが加わり、ミノルタ16などのミニカメラが加わってきました。大型一眼レフはコレクションに加わった機種としてはかなり後の方で、やっと一台(MIROFLEX B)がコレクションに加わってからも2台目が手に入るまでかなり時間が空いてしまいました。それほど昔は大型一眼レフぬ遭遇できるチャンスが少なかったわけです。また遭遇できても銀座などの高級中古カメラ店にしかなくて、値段も数十万という今では考えられないものだったので絶対に手に入らないカメラだと諦めていました。ところがここ数年、コレクションを処分する方が増えたのか、今まで本でしか目にすることのなかったカメラが売りに出るようになりました。大型一眼レフカメラの魅力は、その存在感と作動音です。小さなカメラやデジカメのように作動音がほとんどしないと、フィルムカメラ世代には物足りなさがあります。ライカのようなレンジファインダーカメラとニコンFのような一眼レフでの撮影の違いに似ています。また大きなファインダースクリーンも魅力の一つです。フルサイズデジカメの大きなモニターよりもっと大きいのと、レンズからの光が直接すりガラスに歌うっているのでクリアー感が全く違います。レンズも取り付け方がシンプルなので、色々好きなレンズを使うことができます。特に伝説的な有名レンズが、本来のネガサイズで使えることも他ではなかなかできません。私は折りたたみ式一眼レフにも興味がありいくつか集めました。どうしても箱型一眼レフが主流ですが、ドイツ製だと折りたたみ式が結構あってその折りたたみ方の独自性も魅力の一つです。一眼レフで折りたためるのは大型一眼レフしかありません。そんな意味でも色々な形態のものがあって楽しい機種です。最初の一歩はなかなか踏み出しにくい機種かもしれませんが、一台使ってみるともっと他のカメラも使ってみたくなります。

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