2023年8月31日(木)宙組『PAGAD~世紀の奇術師カリオストロ~』新人公演の主だった配役を一気に発表。

 

いつもは主演コンビ(あるいはメインキャスト陣)をまず発表。

幾日かして「その他の配役」を発表する流れ。

 

ですが、今回は一気にドン!

ここ最近、忙しなかったからでしょうか?

 

『PAGAD』は芹香斗亜&春乃さくら新トップコンビの大劇場お披露目公演。

注目が集まります。

 

 

ジョゼフ・バルサモ

泉堂成(105期・研5)

本役…芹香斗亜(93期・研17)

 

メイナンツー、新公初主演おめでとう!

 

(作品ちがーう)

(でも、泉堂成の名を知らしめたのは)

(メイナンツー)

 

同期の大路りせが『カジノロワイヤル』でひと足先に新公主演。

しかも、前トップ(真風涼保)退団公演です。

 

対して、メイナンツーは新トップお披露目公演で新公主演。

 

どちらも特別な公演での新公主演。

まさに龍虎の睨み合いですな。

 

メイナンツーLoveな友人曰く

 

「初めての新公主演で、上演日が誕生日…持ってる!!」

 

新公の日が誕生日ですと?!

10月19日…ほんまや!!

 

強運の持ち主・泉堂成。

主演をがっちり引き寄せ、おめでとう!!

 

ロレンツァ/マリー・アントワネット

花恋こまち(108期・研2)

本役…春乃さくら(102期・研8)

 

108期娘役では一番乗りでヒロインに抜擢。

おめでとうございます。

 

入団時の成績は6番。

宙組108期トップと思いきや、それは梨恋あやめ(5番)

 

現時点では、花恋さんが梨恋さんを押さえて新公ヒロインに選ばれた理由は不明。

それだけの何かを備えているのでしょう。

 

ワタシ的には、明日海りお(タケヒコ/邪馬台国の風)に心奪われ、宝塚に入った人としてインプット。

 

明日海さんの相手役になりたいと思ったそうですが、退団しちゃったので…。

新たな王子様を探しましょう。

まずは泉堂さんですね。

 

 

ジルベール・ドロセン

奈央麗斗(107期・研3)

本役…桜木みなと(95期・研15)

 

来ると思ってました。

奈央くん、顔立ちが華やか。

そして、小芝居小僧。

延々と小芝居してますよね、いつも。

 

中でも、鷹翔千空バウ『夢現の先に』の羊さんが印象的。

泉堂成にやたらチョッカイをかけ、攻め込んでました。

まさか、なるなおコンビがまた観られるとは。

(いつの間にコンビに?)

 

ワタシ的にめっちゃ美味しい配役です。

新人公演も配信してくれてありがとう。

宝塚公演も配信してくれてええんやで…?

 

 

モンターニュ

真白悠希(104期・研6)

本役…瑠風輝(98期・研12)

 

芹香斗亜&春乃さくら新トップコンビのプレお披露目『Xcaliburエクスカリバー』で一躍注目を浴びた真白くん。

 

見たかった…!

見れなかった…!

配信日時が、俺のバルサ(精霊の守り人)FC貸切公演と丸被りで。

 

来年2024早春、梅芸で再演うれしいです…!

真白くんがモーガンを再演してくれますように。

 

以前、月組で『アーサー王伝説』を上演した際、やはり男役の美弥るりか(89期)が演じた妖艶なモーガンが印象的でした。

 

PAGADと離れた話ですみません。

でも、ましろっちの事は104期文化祭から注目してました。

当時の感想を転載します。

 

演劇で、カイのボロ屋敷に忍び込む泥棒・ザック役を熱演(Aチーム)

良い意味で浮きそうなほど、お芝居が巧く、滑舌も明瞭。

18日マチネで、最後の代表挨拶を任されました。

 

浮きそうなほど芝居上手。

当時から、群を抜いて芝居上手でした。

 

おんぼろ屋敷に住むカイは主人公。

(実は皇子さまなのだ)

そこに忍び込む泥棒ザックが二番手役でした。

 

 

デラム

鳳城のあん(106期・研4)

本役…優希しおん(100期・研10)

 

本作で退団する本役さん。

素晴らしい身体能力の持ち主・しおん君。

最後に印象的なお役でありますように。

 

のあん君にとって、挑戦になる役かもしれませんね。

 

 

デュ・バリー

愛未サラ(105期・研5)

本役…天彩峰里(100期・研10)

 

ルイ15世の愛人だったデュ・バリー夫人ですよね?

娼婦から伯爵夫人になり、宮廷に出入りし、国王の愛人に昇りつめたデュ・バリー夫人。

 

女性の仕事はごく限られていた時代、己の才覚と美貌を活かしました。

まさに裸一貫でのし上がった逞しい女性。

 

愛未さんは、カジノロワイヤルに続き、天彩さん本役のお役を新公で演じます。

強さと繊細さを併せ持った女性像が印象的。

二人とも、男役並みの押し出しと存在感があるのは共通点。

 

 

アントニオ

大路りせ(105期・研5)

本役…鷹翔千空(101期・研9)

 

バウ『夢現の先に』で共演してましたね。

大路くんは数少ない、現実の人間の役でした。

 

山吹ひばりを挟んだ恋敵だった鷹翔くんと大路くん。

思い出して、ニヨニヨしちゃいます。

大路くんの一方通行Loveっぷり、可愛かった。

 

前作カジロワ新公では主演だった大路くん。

主演を経て、芝居が変わるかもしれませんね。

 

 

カミーユ

美星帆那(105期・研5)

本役…花宮沙羅(102期・研8)

 

辞めてしまうのね、花宮さん。

一通り何でもこなせる娘役さん。

カジノロワイヤルでは秘書役がハマってました。

 

美星さんは前作カジロワの新公ヒロイン。

花宮さんから学ぶ事は多いことでしょう。

 

9/1(金)風色日向のバウ初主演が発表されました。

バウヒロイン候補の最右翼は美星さんかな?…と思ったり。

 

 

シャンポール

波輝瑛斗(106期・研4)

本役…風色日向(102期・研8)

 

初バウ主演が決まった風色日向が本役。

波輝くんもナニーロ君と同じく、スラリ高身長。

しかも、なにげに身体能力が高い。

 

カジノロワイヤル新公では、優希しおんが本役のジャン(訓練隊長)役。

力強く動き回ってました。

上背があるから、威圧感もありました。

 

今回、二番手役は奈央麗斗が取りましたが、波輝くんも注目株の一人。

期待の若手ですね。

 

 

マリア・バルサモ

山吹ひばり(105期・研5)

本役…小春乃さよ(98期・研12)

 

東上ヒロインも経験した山吹さんは、新公ヒロインでは上級生役にシフト。

 

アニメ声でも知られる山吹さん。

カジノロワイヤル新公では落ち着いた発声を心掛け、その成果が出ていたと思います。

(ヴェスパー:本役は春乃さくら)

 

宙組では貴重な上級生娘役で、実力派の小春乃さんから教わる事は多いでしょう。

 

 

ルイ15世

陽彩風華(104期・研6)

本役…秋奈るい

 

ルイ16世とアントワネット夫妻の祖父。

デュ・バリー夫人を愛妾として囲っています。

 

本役の秋奈くんは、いつのまにか落ち着いた大人の男性がハマる男役になっていました。

下級生時代は可愛い印象だった秋奈るいが、いつのまに?!と驚いたものです(特に『夢現の先に』で)

 

陽彩くんは見た目がすでに威厳ありそう。

見るからにハマリそうな気がします。

 

宙組生は恵まれた長身が多いだけに、秋奈さんのような小柄な男役からこそ学べる事は貴重かと。

 

 

ルイ16世

聖叶亜(105期・研5)

本役…真名瀬みら(101期・研9)

 

聖叶亜と奈央麗斗は、柚香光系統の顔立ちかなと。

細面のシュッとした、華やかな美形。

 

史実のルイ16世は美形タイプではなかったようですが、宝塚ですもの、美しくて良し。

 

本役さんもスラリとした男前さんですしね。

 

 

クララ

梨恋あやめ(108期・研2)

本役…愛未サラ(105期・研5)

 

愛未さんの役は、梨恋あやめ。

新公ヒロイン・花恋こまちの同期さん。

力は拮抗してるんでしょうね、きっと。

少なくとも、入団成績と新公の割り振りをみるかぎり。

 

 

ゾロイダ

風羽咲季(106期・研4)

本役…山吹ひばり(105期・研5)

 

宙娘の中で最も勢いがある山吹さん。

本役から学ぶことは様々あれど、勢いづいてる人は観察対象として興味深いかと。

 

単に役を見習うのみならず、いろんな面を見てみたら面白そうですよね。

 

 

一人一人語り始めたら、終わらない。

なので、とりあえず、こんなところで。

 

∇新公みたいなー♡

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村