2024年9月4日(水)宙組・バウホール公演『MY BLUE HEAVEN-わたしのあおぞら-』の退団者と配役が発表されました。

 

8/25(日)『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』が大楽を迎えたと思ったら、もう集合日。

 

9日間のお休みがあったんですね。

以前に比べたら、公演と公演(の稽古開始日)のインターバル(間隔)がやや空いたかもしれません。

 

 

★退団者

 

愛未サラ(105期・研6)

 

大人っぽく、すらりとした娘役さん。

『PAGAD/Sky Fantasy』では研5でエトワールに抜擢。

続いて、Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』でもエトワールに。

 

2日間3回で中止となり、おそらく映像化もされないであろう『PAGAD』

それもあっての連続抜擢だと思っていました。

よもや餞別だったとは…。

 

105期文化祭の演劇で、ロマ(ジプシー)の占い師役が印象的。

エキゾチックな風情を醸し出していて。

(もう一人の同役は、詩ちづる)

 

歌上手で、芝居も手堅い愛未さん。

学年を重ねる毎に味が出るタイプだと思います。

ここで辞めてしまうのは惜しい…。

 

…ですが、愛未さんなりに考えての結論ですよね。

中卒の愛未さんは、学生に戻っても違和感Nothingの若さ。

可能性の扉は多種多様に広がっています。

 

 

★連続登板

 

作・演出は齋藤吉正先生。

Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』から連続登板。

 

…という形になりましたが、『MY BLUE HEAVEN』の方が先に決まってました。Le Grand Escalier』はいわば突貫工事。

 

急ごしらえであのクオリティは流石。

齋藤先生の腕と、宝塚歌劇団がもつコンテンツ(曲、振付など)が為せる技ですね。

 

本来の予定より、約10ヶ月遅れの開演。

作品紹介も一部変わりましたよね。

 

ちょうど1年前の今頃、月から宙へ組替が発表されたきよら羽龍。

想像ですが、きよらさんがヒロインを務める予定だったのでは…と。

組替ご褒美ヒロイン。

…そして、春乃さくら公認候補として、山吹ひばりと競わせる筈だったのかな。

 

(作品紹介より)

終戦間もない横濱。空襲により焼け野原となったその地では失くした時、失くした者達を振り返り悲嘆に暮れる暇もないほど人々はその日その日を逞しく懸命に生きていた。

 

トタン屋根の仮住まいに、様々な店が軒を連ね、闇市が賑わいを見せる港からほど近い町に立つ娘の名はヤヨイ

彼女はその知恵と美貌で男達から金目のものを巻き上げるペテン師

何不自由ない少女時代を優しい両親から一身の寵愛を受け育った彼女は、戦争にその両親と青春を奪われた

 

そこに現れる懐かしい人影が・・・。

口笛で飄々と流行歌♫MY BLUE HEAVEN♫を奏でる彼の名は天地楽(あまちがく)

“ジョーイ”と呼ばれるその青年は南方戦線から生還した復員兵だった。

 

子供の頃、毎日のように遊んだ幼馴染との再会。

殺伐とした日々に夢や希望を忘れかけていたヤヨイは吐き捨てた。

「この世界、どこに天国があるのよ!」

ジョーイは笑顔で答えた。

「一緒に天国を探しに行かないか!」

 

二人は“ジョーイ”が育った教会で戦争孤児と暮らす事となる。

やがて本当の笑顔を取り戻していくヤヨイに新たな夢が芽生え出す。

そんなヤヨイと子供達を守るために危険な裏稼業の深みにはまっていく“ジョーイ”・・・。


戦争で体に、心まで傷を負った人々が澄み渡る青空に平和の夢を馳せ、愛と夢と希望を求めて力強く歩みだしていく様を描く、心温まる物語。

 

 

★配役発表

 

風色日向(102期・研9)

天地楽(ジョーイ)

 

山吹ひばり(105期・研6) 

園田弥生(ヤヨイ)

 

亜音有星(103期・研8)

ライアン・フジカワ

 

破線上はこの三名。

ライアン・フジカワはGHQ側の人間だったかな。

 

NHK朝ドラ『虎に翼』の久藤頼安(沢村一樹)を思い出します。

ライアンと名乗り、いろんな人にニックネームを付けまくる人。

ニックネームは、ややもすればイジメに繋がる恐れもあります。

ライアンさんの場合、親愛の情のあらわれと判るものばかり。

 

そして、ディーン・フジオカも思い出す。

フジが一緒なだけですが。

 

亜音くんの舞台復帰…ホッとしました。

2023/06/12(月)から1年近い休みとなった亜音くん。

そのまま退団するのでは…との心配もよぎりました。

 

Le Grand Escalier』も全日程完遂。

『MY BLUE HEAVEN』もバウ初主演の風色くんを支えてくれるでしょう。

『夢現の先に』で、やはりバウ初主演だった鷹翔千空(101期)を支えたように。

 

 

★気になるキャスト

 

オリジナル新作なので、名前を見てもどんな役か「?」ですが。

気になる役はチラホラ。

 

 

華乃みゆ(107期・研4)

乃真五郎(ゴロウ)

可愛い娘役さんだよ、華乃さん。

ですが、ゴロウ?

少年役なんでしょうね。

戦災孤児の一人か、少年時代のジョーイの友達かな。

 

 

響 望歌(109期・研2)

園田俊作藤本光/祭りの歌手

 

園田俊作は、戦争で亡くなった弥生の父親かな。

下級生ながらどっしりした男役さんなので、似合いそう。

 

藤本光は戦後の登場人物でしょうね。

戦災孤児も含めて。

(父親役と子役としたら…役幅めちゃ広!)

 

そして、祭りの歌手ですと?!

文化祭ぶりに響くんのソロ歌唱を聴けるんですね。

わくわく♡

 

劇団さん、配信日時、早く教えて下さい。(真顔)

 

 

∇配信が楽しみです

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