「病気よみ」
なぞの病は小康状態で推移。、めまいや微熱はなくなりました。センバル三本目みたいな苦痛が伴った通勤もジョグの走り始めくらいに…。伝われっ!
ですが腰部の痛みは鈍痛としてイキ。散歩はするけど走ることはかないません。それに前にも増して心臓がじょうずに動いてないみたい。僕の荒れすぎの心拍数(安静時60)から一歩離れて新しいブログネタが一か月ぶりに届けられたらいい。
「ルックバック」
上昇する気温もあって、館に涼みにロードショー、「ルックバック」。漫画を描くことに夢中になるアツい女性二人の物語。「チェーンソーマン」でブレイクした藤本タツキ原作をアニメ化。封切作品では異例の58分の短尺。しかも割引一切なしの1700円の強気。、も年間、5本に入る超傑作に大納得。
以前は「考えさせられる」作品に価値をおいていたけど最近はもっぱら「感じさせる」作品が好み。音楽とか絵画みたいに言語化されない表現系にココロが惹かれます。本作はまさにジャストミート。、だけど一体何に感動してたのだろう。登場人物の熱意があって、熱意の対極に無力感があって、どうしようもなさが漂う。エンドロールが始まるのを恐れ続けた58分。なにが、なぜにこんなに心を動かし続けたのか?
タイトルの解釈は、過去のふりかえり、背中を見る、背景画を観る、そして…。無粋かな?言語化に偏向してはいけない。明かりをつけて眩しがるまばたきのような、焦点を合わせきれない描き続けることの美しさ。