こんにちは、青だんごむしです。
7月中旬あたりから、厳しい暑さになってきましたね。
入居してからずっと苦しんでいる主寝室の温度差について、今年も解決策を考えて実証してみました。
過去にもお伝えしていますが、当家の主寝室は何故か冬は寒くて夏は暑い状況です。(換気システムでの換気はできているはずなのですが)
ロフトに設置した10畳用エアコンで届く冷暖範囲は、何もしていない状態で18畳のLDKと4.5畳の和室、3畳くらいの玄関ホールまでです。
間取り図
以前に冬場の各部屋の室温を見比べていますが、主寝室に限っては2~3度低い室温なのが現状です。
夏場の場合でも、サーキュレーターを置かない無対策で、リビングと主寝室との温度差が4~5度になっております。
エアコンの設定温度は24度にして24時間稼動しています。
24度とちょっと低い設定になっているのは、主寝室の室温をピーク時でも28度くらいになるように調整しているからです。一方のリビングは実際の室温が25度なので、夜間は寒く感じるのが辛いところ。
エアコン設定温度が低いと電気消費量にも直結してしまいます。
外気温が35度ある日の、家庭全体の消費量は18kWh前後。30度だと16kWh程度。
ちょっとでも主寝室の温度を下げるために、今まではロフト階段にサーキュレーターを主寝室に向けて稼動することで、温度差を2~3度まで縮めていました。
しかしこの方法だと、ロフトへの上り下りができなくて、風も直接自分たちに当たってしまうため、正直好ましくありません。
そこで考えたのが、見栄えは悪いけどがロフトエアコンにダクトを通して主寝室のほうへ直接冷気を届ける方法です。
本来なら、ロフトエアコン付近の壁に穴を開けて、天井裏にダクトを通して直接主寝室の天井から冷気を下ろしたいところですが、失敗したら色々とオワってしまうので、まずはロフト階段の壁にダクト沿わせるようにして主寝室に冷気を入れることを検証しました。(実際に工事するときは建てた工務店にお願いする予定)
いざ検証
この検証は、2023年6月上旬から7月20日まで行いました。
風を送る機器は、家で使っているボルネード社のサーキュレーターを代用しました。
壁に沿わせるための道具と、ダクトホースはAMAZONで注文しました。
ダクトは直径15センチのものを採用しましたが、サーキュレーターのほうが直径が大きかったので袋を加工してむりやり結合しました。
ダクトを壁に沿わせるために、時計用のフックを使いました。
このタイプのものは、ホッチキスの針で固定するので、壁に大きな穴を開けたくないときに効果的です。
ダクトをビニール紐で吊っています。
ダクトの長さも3mしかないので、足りない部分はゴミ袋を加工して主寝室に入れ込みました。
もちろん24時間ずぅ~~~と、ドアは開けっぱなしです。
新しい方法で対策した結果
この状態で1日間、室温を計測した結果がこちらになります。
外気温は玄関ポーチの直射日光の当たらない日陰部分で計測していますが、西日の影響で最高45度まで達しております。
この日の最高気温は36.4度です。
三重県北部の天気
7月17日の室温グラフ
みてのとおり、階段にサーキュレーターを置いた時と室温は大して変わらず、リビングとの温度差は3~4度です。ロフト階段に上り下りができることだけがメリットでしょうか。
※LDK・和室・玄関ホールはほぼ同じ室温です。
今後の対策
現状の方法では、主寝室の室温が改善したとはいえず、むしろリビングから主寝室に入ったときの温度差が気になります。
室温が下がらない原因が、おそらく冷気の風量が少ないからと推測しています。これを打開することができれば、きっと夏場も冬場も主寝室の室温は改善されるはずです。
そこで思い切って、先日ダクト用の換気ファンを導入することにしました。
機材が変わるだけで、ダクトの配置方法は同じ壁沿いなため、見栄えは悪いままですが来客者が少ないので関係ありません。
検証した結果を、次回にお伝えしたいと思います。
これが成功したら、工務店に工事の依頼できればと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。