こんばんは、青だんごむしです。
いつも当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
当家では蓄電池を採用しています。
昨日の台風による自然災害で、停電を期待していたんですけど結果的に停電にならずでした。
過去に自分で強制的に停電(外部ブレーカーを落とす)を発生させて、停電時の蓄電池稼動検証を行っていました。
蓄電池を設置した大きな理由は2つあって、電気の自給自足生活による電気料金0円と、台風や地震による災害対策です。
当家では、既に電気料金0円の目標は達成されていますが、自然災害による停電の発生は蓄電池が稼動して3年目に突入していますがまだ1度もありません。
一帯の地域で停電し、「当家だけが明るくなっていたい」というのが目的です。
でも今回もダメでした。
14日の午前時点では、三重県北部も暴風域に入る予定でした。
しかし昨日の12時時点の天気図では、住んでいる北部地域は台風が逸れてしまって暴風域にすら入りませんでした。
2023年8月15日12時の天気図
当家が採用している蓄電池は、テスラ製のパワーウォール2です。
この蓄電池は、災害時が近づくと自動的に蓄電池へ電気を充電する機能が備えられています。
マイページで予め設置場所の郵便番号を入力することで、災害が発生しそうな時にこの機能が有効となります。
テスラアプリの設定欄
普通は「Storm Watch」を常時有効にしておいたほうが良いのですが、当家の場合は常時有効にしません。
この機能は、災害時の前日に自動的に蓄電池へ充電を行いますが、優先的に系統電力(電力会社)で充電が行われます。
前日が晴れの日で、太陽光発電が可能な状態であっても系統電力で充電されるのです。
つまり、必ず買電されてしまいます。(実証済)
当家では、買電0を目指していることもあり、そのような事にならないよう常時有効にはしていません。
じゃあ、災害が訪れそうな時に 青だんごむし家はどうしているのか をお伝えしたいと思います。
翌日台風が接近し停電が発生するかもしれない時
1.前日の天気を確認する
2.晴れか明るい曇りなら、ストームを有効にせず太陽光発電で充電する
3.雨や満充電できるだけの太陽光発電量が期待できそうにないなら、有効にして系統電力から充電する
毎日テスラアプリを見ながら発電量を確認している方なら、上記の判断はできると思います。
前日から雨だったので、今回の場合は3番の発電量に期待できないからという理由で系統電力で充電しました。
Storm Watch発動時のモニター画面
この充電ですが、満充電されたあとも家の電力消費で買電しつづけるので、なるべく買電を減らしたい方はストーム機能をオフにしたほうが良いです。
停電時に13.5kWhの容量があれば、1.5日間は耐えられるので1日中ゲリラ豪雨が発生しても問題ありません。
8月15日は台風が接近する前の朝4時~朝8時頃まで充電しましたが、充電前の残量が40%くらいだったので9.3kWhの買電が発生してしまいました。
(先月7月26日のアプリアップデートでアプリ画面の文字項目が日本語化されました)
系統電力の使用モニター画面
この画面は、系統電力からのものです。この画面も先月のアプデで見やすくなりました。
一通り説明しますと、インポート済みが買電で、エクスポート済みが売電です。
「使用者」って書いてあるところは、買電した経緯で1.6kWhが家の電気に使われ7.7kWhが蓄電池に充電されています。
「エクスポート元」が、蓄電池から0.1kWh、太陽光発電で2.0kWh分を売電されたということです。
「自宅1.6kWh」ですが、ストーム機能発動による充電時には家で消費した電気も買電されてしまうため、1.6kWh分の買電が発生してしまいました。
結果的に・・・
悪天候による太陽光発電が期待できなかったから、買電してまで充電した蓄電池。でも停電しなかったので買電だけ発生してしまったという最悪な実績に。
この日、2番のパターンで実行しておけば9.3kWhの買電量を3kWhくらいに抑えられていたはずです(蓄電池を全部使い切って足りない分は買電する方法)。売電も2kWhあったわけだし。
判断ミスでガッカリです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
テスラの蓄電池を設置されている方に、お役にたてると嬉しいです。