80年代を代表するビリー・ジョエルの名盤、イノセントマン。
1981年にテレビ朝日で始まった小林克也が解説する伝説の洋楽番組ベストヒットU.S.A.が全盛期のころ、よく聞いていたお気に入りのアルバム。はずれ曲無しのビリーの傑作だと思う。そのころ中学生だった自分はなかなかLPを買うことができなかった。このアルバムも最初はFMステーション(音楽雑誌)を購入し、エアチェックしたカセットテープを擦り切れるまで聞いたものだ。そういえば、もうエアチェックなんて言葉自体が死語になってしまったが。。。
収録されたどの曲もビリーの若いころの1960年代初期までの、モータウンやR&B、ソウルミュージックなど様々なアメリカンオールディーズサウンドがちりばめられた楽しい、まさにアメリカンな1枚。今日まで気づかなかったが参加メンバーを見てみたらサックスにマイケル・ブレッカーやデヴィッド・サンボーン、ピアノにリチャード・ティーなど豪華なメンバーが参加している。
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