その昔(1970~80年代)の少年雑誌には、トムソンとかハリーとかトーマスといった通販専用初心者用ギターやベースが掲載されていた。アンプとセットで¥29,800くらいだったような気がする。これらのモデルは、ヤマハなどには全く手が出ない少年たちがこぞって買っていた。以前、個人経営のリサイクルショップで懐かしいトーマスのPBタイプのベースみつけて思わず購入した。しばらく放置していたので今度の週末辺りにメンテナンスをしようかな。1970年代ごろに製造された初心者用のチープなベース。
ヘッドには、Thomas ROCKMATE SPECIALというデカールが貼られている。ペグは、この当時の初心者用ベースに必ずと言っていいも度取り付けられていたもの。このペグがついていると「安物」というイメージだった。
日本のギター・メーカーが1970年代後半から品質の高いコピー・モデルやオリジナル商品を作り出す前のおもちゃのような作りで楽器としての精度は低い。
材料費を節約するためにボディは、薄いし…
ボディ材もしょぼい。
なんだこれ?バルサとちょっと堅めの木の合板かな?
出力は、わからないが一応、生きていた。
スケールも短い。これもコスト削減のためか?
ただね、こういう楽器も今やほとんど見かけることが少なくなった。そのままゴミになってしまうのが惜しくて見つけるたびに救出してしまうのだが、今となっては、結構かわいいささえ感じてしまう。さてさて、近日中にメンテナンスをしてみよう。