日本に帰りたくて | 北愛蘭土見聞録 北アイルランドってどこですか?

北愛蘭土見聞録 北アイルランドってどこですか?

国際結婚して、旦那と息子と北アイルランドの田舎で暮らしています。お料理、海外での子育て、義家族、日々の生活での事を綴っています。たまに愚痴などもちょっと聞いてもらっていいですか?


来てくださってありがとうございます。ニコニコ



すっかりご無沙汰しておりました。

特に何かあった訳では無く、何となく気分が乗らずブログを書く気になれませんでした。



でも今思えば、しばらく情緒不安定だったのかも。


その一番大きな原因は、日本に帰りたいのに帰れないこと。(後、更年期障害もラブラブ)



ご存知の通りコロナ禍で昨年の秋までは日本入国の規制が厳しく、今までの様に気軽に日本に一時帰国出来る状況ではありませんでした。泣くうさぎ

外国人(夫)は観光でもビザが必要で、そうなるとダブリンまでビザを取りに行かねばならず1日がかりです。

家族全員、入国前のコロナ陰性証明書が必要だったので、もしそこで誰か1人でもコロナ陽性だったらアウト。

更に日本滞在中にコロナ感染するリスクもあるし、飛行機がキャンセルになるリスクもあり(ストライキなど多かった)とか色々考えると、日本への一時帰国に踏み出す勇気が持てませんでした。

そして戦争により飛行機代の高騰もあり、何だか八方塞がりな気分だったのです。真顔魂

でも、日本に帰りたい気持ちだけはどんどん積もり……いぬはよろこびにわかけまわり、ねこはこたつでまるくなる。

その葛藤が日々大きく心の中を占領していき、何をしても心から楽しいと思えなくなっていました。

そうしてモンモンとした日々を過ごしていたら、ようやく日本政府の水際対策緩和のニュース!

外国人観光客のビザが必要なくなり、コロナワクチン3回接種者は陰性証明書を取らなくても良くなり、ニュースでは連日の様に外国人観光客が戻って来たと報じられるようになり……

そんな情報ばかり耳に入ってくるので、私の日本帰りたい欲が抑えきれなくなってしまいました。

私が余りにも「日本に帰りたい~、帰りたい~」とうるさいので、夫も直ぐに日本に行く事に賛成。

初めは年末年始かイースターホリデー辺りで飛行機のチケットを探していたのですが、お値段がびっくりする程高い!

家族3人分となると、なかなか手の出せない値段💦

夫の仕事的にはなるべく早めのが良いという事で、息子の学校の長期休暇関係なく、飛行機代が若干安い時期に休みを取って行こうと言う結論になりました。

チケットを探し初めたのが10月の終わり頃で、なるべく早くと11月か12月頃で考えていたのですが、流石に直近過ぎで準備も間に合わなさそうだし、受け入れ側の家族の承諾もいるしで断念。

しかも狙っていた安いチケット(と言ってもコロナ禍以前の夏休み中の飛行機代ぐらい)がカタール航空で、11月はサッカーワールドカップがカタールで開催されると知り、あぁこれは絶対飛行機混むから無理。

秋は気候も良いし、紅葉も見られるから帰りたかったんですけどね。

この際日本に帰れるなら何時でも良い!ということで、こちらの学校では2月に1週間ほど中間休みがあるので、それに絡めて日本に行く事にしました。と言っても2週間はガッツリ学校休むんですけどね。

学校を休ませる事には抵抗はあったのですが、まだ今の年齢なら進学にもさほど影響は無いだろうという判断の元、担任の先生に相談して承諾も貰えたので思い切って行く事になりました。

担任のG先生に事情を説明するとあっさり了承してもらえ、休んでいる間にする学校の課題も用意してくれるとの事で一安心しました。

が、

蓋を開けてみると、全く用意してくれて無かったんですけどね。真顔

登校最終日、息子に課題を貰ったかを確認すると貰っていない事が判明。

息子の担任の先生は2人居て、曜日によって違うのですが、この日は話しをした方のG先生では無いM先生でした。

直ぐにM先生に確認すると、G先生から何も聞いていないとの事。

え〜!

ちょっと不安はあったけれど、まさか何も用意してくれてないとは。

空いた口が塞がらないとはこの事。

話をした時はきちんとしてくれそうな雰囲気だったし、50代ぐらいの方なのでまさかそんないい加減な人だとは思いもしませんでした。

取り敢えずM先生が来週する予定のプリントや課題本などを集めてくれて、直ぐに渡してくれたので良かったのですが、何だかモヤモヤが止まりませんでした。

やっぱり前日にでも念押ししとけば良かった~、渡航準備で忙し過ぎてウッカリしてました。



飛行機のチケットを取ってからも、本当に日本に行けるのかが心配で、楽しみ半分不安半分な気持ちで過ごしました。

日本一時帰国が久しぶり過ぎて、やりたい事や行きたい場所や食べたい物がてんこ盛り。(含、夫のリクエスト)

今回のコロナ禍で、自分が望んでも日本に帰ることが出来ない事もある。日本に何時でも帰れる訳じゃ無いんだと改めて考えさせられました。

だから、日本に帰れる貴重なこの機会に、やりたい事は出来るだけやっておこう!と思い、そのため調べる事が山のようにあり、可也時間を費やしました。

Visit Japan Webに登録したり、空港行きのバスチケットを手配したり、お土産を用意したり、お金を両替したり、国際免許を取得したり、義実家にディナーに呼ばれたり、1週間前に車をぶつけられたり⟵えっ と、出発前までは本当にバタバタしていました。

本当に車ぶつけられた時はなぜ今?と凹みましたが、幸いゆっくりなスピードだったので、少し傷がついただけで済みました。

そうして1月の終わり、4年7ヶ月ぶりの日本に無事に旅立つ事が出来ました。



もうすぐ成田空港。




続きます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

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