皆さんこんばんは。
恒例の夜中の本紹介。
「手のひらの楽園」 宮木あや子
初め表紙を見た時、これが宮木作品?と驚きました。
私の中では宮木さんに青春とか爽やかなイメージはなかったです(笑)
さてどうでしょうか?
主人公は離島生まれの女子高生。
幼い頃父親が亡くなり、母と二人暮らしでしたが、その母も突然居なくなり、今や親戚の家にお世話になり、内地の全寮制の職業高校でエステシャンを目指して勉強しています。
そこには、オタク・ツンデレ・ギャル・ジコチュウなど、個性豊かな学友が集い、日々ぶつかったり、笑い合う青春生活を送っていました。
しかし夏休みに島に戻った時、一人の青年と出会い父親が生きていると教えて貰います。
果たして父は本当に生きているのか?
そして青年の正体は?
と言う物語。
所謂少女の成長譚的物語。
別段新しい点はないです。
そして宮木さんが書く必要があったか?と問われると、無かった気もします。
次作に期待です。
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