≪世界の勝利の元后ーシスター・マリア・ナタリア・マグドラナー≫

 

 

 

十字架への愛 

 

 

主は私にこう言われました

 

 

「十字架を愛する司祭の魂はほんのわずかしかいません

 

彼らの多くは、苦しみや犠牲の話を聞きたがりません

 

それは彼らが、苦しみを愛することができるようにとわたしに祈らないからです

 

司祭たちは自分自身と自分に委ねられた魂たちのために、毎日、十字架への愛を求めなければなりません

 

そうすれば苦しみを愛する恵みが彼らに与えられ、苦しみが彼らにとって快いものとなり、彼らは英雄的な行ないができるようになるでしょう

 

わたしは彼らの中にある、愛を殺す可能性のあるすべてのものを消滅させ、彼らのうちに十字架への愛を増させるでしょう

 

わたしは貧しさと謙虚な愛の賜物を与えるでしょう

 

彼らはわたしのみ心の特別な秘密を見出すという神秘的な恵みを受けるでしょう

 

わたしに選ばれた者たちに苦しみの時が間近に迫っている今、わたしは彼らに、この特別な恵みを贈りたいのです

 

 

 

ある時、イエスさまはこのような祈りを私に教えてくださいました

 

「主よ、どうかあなたのように苦しみを愛する恵みをお与えください

 

あなたがなさったように、私に自分の十字架を担う恵みをお与えください

 

私の主よ、どうか常にあなたのみ旨を知り、実行することができますように、

 

そして、常にあなたと一致していることができますように、

 

私が行なうすべてのことにおいて、あなたを崇めることができますように、

 

いつも恵みをお与えください

 

イエスの御母であり、わたしの御母であるマリアよ、どうか私に苦しみを愛することを教えて下さい

 

アーメン」

 



ある幻視の中で、私はイエスさまが司祭たちに向かってこう言われるのを見ました

 

「司祭たち、わたしはあなたたちを愛しています!

 

あなたたちのために開かれ、あなたたちを待っている、わたしの聖なるみ心のもとへ来なさい

 

このみ心は、わたしだけのものではなく、わたしが愛するすべての人たちのものです

 

この暖かな家に来なさい

 

わたしの聖なる力に身を浸し、浄化されなさい

 

わたしを愛し、わたしと結ばれること以外に、必要なものは何もありません

 

そのようにわたしを愛するなら、わたしは彼らをカルワリオだけでなく、タボル山へも導くでしょう

 

ああ、魂よ! あなたは空っぽなのですか?

 

ゴルゴダよ! なぜあなたは見捨てられているのですか?

 

ああ、罪よ! 肉よ! 地獄よ!

 

なぜそこにはこんなに人間が多いのですか?

 

ある司祭たちは、この世と自分自身のことで頭がいっぱいで、魂の中にわたしの居場所がありません

 

彼らはわたしが与えようとする恵みを受け入れようともしません

 

彼らはわたしの憐れみを軽く見て、こう言います

 

「救い主を愛していれば、それで十分だ」

 

そして自分たちの愛がわたしの愛と同じであるべきだとは決して考えないのです

 

こうして彼らは、彼らの信仰を高めようとするわたしの働きかけを妨害し、その信仰を偽りの愛と置き換えてしまいます

 

愛の真の糧は苦しみであり、わたしはこの食物によってすべての魂を養うのです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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