あけましておめでとうございます。
更新頻度の低いブログですが、今年もよろしくお願いいたします。
さて、今年の年末年始は家族で札幌旅行に出掛けて来ました。
メインはテイネでのスキーですが、僕は当然ながら隙を見て?鳥見しようと重い撮影機材を背負っての参加です
1日目は僕と嫁さんだけが先乗りだったので、千歳に泊まって、翌日に一度行きたいと思っていた「ザ・バードウォッチングカフェ」に行く事に。
此処は野鳥写真家の嶋田忠さんが経営するカフェで、カウンター席や撮影スペースから庭に来る野鳥を撮影出来ると言う事で、最近のシマエナガブームもあり、大人気となっている店です。
予約しないと入れない状況が続いているらしいので、予約開始の1ヶ月前にネットで予約をしておきました
開店の10時から予約しておいたので、9時半過ぎに千歳駅からタクシーで現地へ向かいました。
着いたのは9時45分頃でしたが、既にバーダーらしきカップルが店外で待っています
開店時刻に向けて客はどんどん増えて、開店と同時に満席状態になりました。
入ってすぐに嶋田さんご本人が現れ、撮影スペースでご自身も撮影開始されましたが、「皆さんシマエナガが狙いだと思いますが、ほぼ出ないと思った方がいいです。」と
ま、僕も何度もチャレンジして過去一回しか見られていないので、そんなものだろうと覚悟はしていましたが、今年は特に雪が少なく、山でも餌が取れるのでなかなか里に下りて来ないらしいです。
撮影スペース入口。シマエナガが出たらランプとアラームで店内に報せるんだとか
撮影スペースは外気温と同じ。多分当日はマイナス5℃ぐらいだったと思います
因みにカウンター席からはこんな感じ。
ガラス越しですが、暖かい室内から観察出来ます。
器もとことんシマエナガ
…で首尾はどうだったかと言うと、案の定空振りでした。
現れたのは、ヤマガラ、シジュウカラ、コガラ ハシブトガラ、コゲラ、ゴジュウカラ、エゾアカゲラぐらい。
撮ったのは主にコガラ ハシブトガラ。
関西の平地ではあまり撮れないですからね。
(yasuさんからコメントでご指摘いただき、ハシブトガラに訂正しました)
庭の奥に時折現れるエゾリスを撮ったりして
と、言う事で、シマエナガは一切現れることなく、2時間ほどの撮影タイムは終了しました。
まあ、こうなる事はある程度予想してましたが、少なくとも僕はもう此処を訪れる事はないでしょう
もちろん、バードウォッチングを始めた方が手っ取り早く撮影するにはいい場所ですし、店内からなら暖かい部屋で飲み食いしながらゆっくり鳥を眺められるいい店だとは思います。
ただ、餌付けをしていると言うのが僕にとっては受け容れ難いです。
公園でなく自分の敷地なので、問題はないっちゃないのですが、やはり野鳥は自然のままで観察したい。
もしシマエナガが来てくれるんだったら、ぶっちゃけそんな事も言ってられませんが…
それと、鳥との距離が近過ぎる。
自分の機器が35mm版換算600mm相当の望遠なので、画角的にかえってしんどいです。
300mmぐらいでちょうどいいんじゃないでしょうか。
嫁さんがスマホで撮った写真でもこれぐらい写ってますから。
まあ、繰り返しになりますが、野鳥観察の楽しさを知るにはいい場所なんじゃないかと思います
さて、残念な結果に終わったので店を後にしようとしたのですが、これが大変でした
店内に各タクシー会社の電話番号が掲示してあるのですが、年末年始と言う事で何処もなかなか繋がらないし、繋がっても「手配出来る車がない」との回答
結果的にはGoで車を確保出来たのですが、1時間後の路線バスまで極寒の中待つ羽目になるところでした
此処に来るなら絶対車が必要ですね。
ただ、この時期レンタカーを使うのは、ちょっと怖いかなあ
JR千歳駅に向かう途中、名水ふれあい公園のところで、枝に止まる大型猛禽の影を見つけ、思わず運転手さんに「ちょっと止めて」と叫び、安全を確認しつつ道を渡って近づきました。
オオワシだと喜んでカメラを構えたのですが、何とレンズキャップを付けたままと言う大失態
慌ててキャップをはずし、見るとオオワシは飛び立っていました
飛び去って行く姿を必死に撮ったのがこちら。
…最後に折角見つけたオオワシにも飛ばれ、何とも残念な結果になりましたが、これで1回目の鳥見は終了。
次回に続きます。
OM-D E-M1 Mark Ⅲ
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO