99%の子どもは中学受験に向いていない。
中学受験指導歴40年の専門家によれば、子どもが「勉強が嫌い」なのは普通、もし「勉強が好きでたまらない」という小学生がいたとしたら、それは1%しかいない相当な変わり者。
だから、「勉強嫌い」の我が子を受け入れたうえで、合格するための方法を考えるべきだと。
ある塾によれば、中学受験に向いていない子の特徴として、以下を挙げています。
・受験に対して自発的な問題意識をもっていない。
・知的好奇心に富んでいない。
・競争が好きでない。
・持久力・耐久力がない。
我が家はこれに当てはまりまるものがありました。
もともと親主導の受験でした。
本人は塾で学校と違うことが学べるので楽しいと思っていたようですが、だからといって明確な将来目標があったわけでもなく、負けず嫌いで点がとれればいいというタイプ。
好きな科目は放置してもやりますが、そうでない科目は後ろ向きでした。
向いていない子を向く子に変えることはできないと思います。
人の性格や性質がそんなに簡単に変わるものではないからです。
まして、自分以外の人間が外から「変える」のはもっと難しいと思います。
「勉強嫌い」で「勉強しようとしない」子どもにどうやってやらせるか。
強制や強要は逆効果です。
そのための方法はどこかに探してあるものではなく、結局自分で考えるしかないと思います。
とはいえ、小学生が自分で考え、自分を律しながら勉強を進めていくには限界があります。
自分で試行錯誤しながら改善し、工夫していくこともなかなか難しいです。
そこはかなりの程度、親がサポートするしかないと思いました。
親の方も忙しく、サポートにも限界がありますので、プロの助けを借りるのも有効です。
いずれにしても、勉強の「中身」を見極める必要があります。
何がどこまでわかっているか、どこがわかっていないか、それはなぜなのか…。
子どものことをよく観察し分析できていないと考えようがありません。
課題を与えて一定時間机に向かわせていれば自然に力がつくというものではないので…。