夏休みが終わると、9月以降、過去問を含めた入試問題演習が本格スタートします。
9月から12月(冬期講習前)まで16週あります。
塾での演習とは別に、家で過去問を解く時間を確保しなければなりませんでした。
経験上、1週間の間に出来る過去問は1年分程度。
頑張って詰め込んでも1.5年分が限界だと思います。
1年分解くだけで4科目で計3時間程度かかりますし、解いて終わりではありません。
丸付けと不正解だった問題の確認をすると、1年分終えるのに合計5~6時間はかかる計算です。
大手塾に通塾している場合、平日2日と土曜の午後と日曜終日は拘束されるため、過去問を解くことは困難です。
週末には模試もありました。
残りの平日と土曜午前中くらいしか使えませんが、塾の復習もしないといけないので全ての時間を過去問演習に充てられるわけではありませんでした。
実際どれくらいの過去問ができるかですが、単純計算で、16*1.5=24年分、復習に時間がかかると合計20年分程度と見積もっておくのが現実的かもしれません。
第一志望は10年分解くと仮定し、その他の学校を5年分とすれば2校程度は解けることになります。
あるいは2校についてそれぞれ10年分を解くことも可能。
1回解いた過去問を更に2週、3周あるいはそれ以上解きなおした方がいいのかについては見解が分かれるところですが、我が家では、そこまでやる時間がありませんでした。
同じ学校の過去問をやり込まないと受からないということでもないと思います。
過去問を優先するのか、塾に行くことを優先するのか。
これも何が正解かわかりませんが、塾を休んで過去問を解くことはしませんでした。
この時期、塾ではほぼ入試問題の演習になるので、家でやっても同じではないかという見方もありますが、塾に行っていつものメンバーと同じ条件で問題を解くことで力もつきますし、モチベーションを保つ上で有益だったと思います。