中受算数の計算力について書いてきました。
中でも暗算力は、結構重要だと思います。
ここでの暗算とは、単に頭の中で速く計算するというだけでありません。
数を瞬時に見分けて、分解したり合成したりすることにより、速く答えが出す工夫を「考える」訓練を重ねることだと思います。
ある数が何の倍数かがすぐにわかると非常に有利です。
中受算数では、主な倍数判定法は必須の知識だと思います。
計算のプロセスを工夫して暗算できる形にして解くようにすると、ひっ算よりもスピードが数段速くなり、なおかつミスも少なくなります。
子どもの中学受験が終わってから知った計算ドリルに山本塾のものがあります。
山本塾は低学年を中心とした中学受験専門塾で、「先取り」をするのではなく、算数の基礎となる計算する力や文章から想像し図や表にまとめる力、図形の特徴ととらえて描く力を伸ばそうとする塾。
そこから市販されている問題集があります。
<5年生までにマスターする 山本塾の計算ドリル>
もっと早く知っていれば、と思います。
また、たまたま本屋で見てみた、以下の問題集も計算の工夫が満載で、とても使えると思いました。
裏ワザっぽい感じがしますが、知っていると知らないとでは差がつくのではないでしょうか。
あと親も読んで参考になると思われるのが、次の本。
<一生モノの実力が身につく!暗算力ドリル>
親の学び直しにも最適だと思います。