タイヤ交換もひと段落・・・と思ったのですが、MAKUHAL施工してタイヤに空気入れて放置していた件、翌日の朝に見たら、フロントはまだしっかり空気が入っていたものの、リアは空気が抜けてペコペコになってました。

 

施工やり直しかなあ・・・もやもや

 

と思いながら調べてみると、リアのチューブレスバルブの根元のバルブナットがちょっと緩くなっていましたびっくり

 

それが空気漏れの原因のすべてかはわかりませんが、少なくとも原因の1つとなっていたことは間違いありません。

 

今回のタイヤ交換にあたっては、チューブレスバルブはKCNCのものを購入しました。

 

 

このKCNCのバルブ、見た目はすごくいいです。バルブとバルブキャップの一体感があり、安っぽさは全くありません。見た目だけはかなり高評価ニコニコ

 

でも、実用面ではいまいちかも・・・ショボーン

 

いまいちと思ったところを2つほど書いてみたいと思います。

1. 大きすぎるOリング

まずは、冒頭に書いた空気漏れとの因果関係は不明なのですが、KCNCのバルブキャップに付属するOリング、大きすぎます

 

大きすぎて何が問題かと言いますと、バルブナットを締めたときに、はみ出してしまいます。

 

 

一部だけ外側にはみ出してますが、はみ出したところの根元はすき間が空いてしまうのではないかと思います。

 

機能的にそれで問題ない、という話なのかもしれませんが、せっかくカッコイイバルブなのに、この見た目はないでしょ、という感じもやもや

 

また、こんな状態で使っていたら、Oリングの劣化も早そうですもやもや

 

MAVICのバルブで使っていたOリングと比較してみると、明らかに大きいです。

(ざっくりですが、MAVICの外径8mmに対して、KCNCは外径10mmでしょうか)

 

 

MAVICのOリング、まだ劣化していなさそうなので、今回はMAVICのOリングを使うことにしました。

 

MAVICは小さいけど、問題なくバルブに入りますし、やはりこのサイズが正解なんじゃないかと思います。

 


 

これでバルブナットを締めると、Oリングはきれいに収まりましたニコニコ

 

 

ということで、この問題は手持ちの別のものを使うことで解決しました。

2. バルブナットが緩む構造

さて、冒頭に書きました、バルブナットが少し緩んでいた件です。

 

ホイールにバルブを取り付けるときは、ホイール外側からグイッと押し込んで、バルブナットを固く締める作業を行っています。

 

もちろん、今回もそのように取り付けました。

 

 

このままで使っていて、緩むはずがありません。

 

・・・と思っていたのですが、バルブに対して時計回りに締め付ける作業をすることで緩むことがある模様。

 

具体的に、時計回りに締め付ける作業としては、

  バルブコアを締めるとき

  ネジ式のポンプを取り付けるとき

などがあります。

 

一例として、仏式→米式の変換バルブを取り付けるとします。

 

 

変換バルブを指で時計回りに止まるところまで回していくのですが、普通はキュッと締め付けたところで止まります。

 

 

ところがこのバルブ、止まるところまでくると、バルブ本体も一緒に回りはじめます。

 

 

一方、バルブナットは回りません。

 

時計回りに回るバルブ本体と、止まっているバルブナットですが、相対的には、バルブナットが反時計回りに回っていることになります。

 

 

これでめでたくバルブナットが緩みます。

 

ホイールにバルブ取り付けるときに、力を入れて、固くバルブナットを締めているのに、いとも簡単に台無しにしてくれちゃってるんですよねムキー

 

ちなみに、バルブ本体を手で時計回りに回そうとしても回りませんが、上に書いた、バルブコアの締め付けや、ネジ式のポンプヘッド、仏式→米式変換などを付けると簡単に回ります。

 

今まで使っていた、MAVICのチューブレスバルブは、それらを使っても回ることはなく、キュッと締め付けできていましたので、KCNC特有の問題かと思います。

(他のメーカーのチューブレスバルブはわかりません)

とりあえず、今後は・・・

大きいOリングは解決したものの、バルブナットが緩む件は、今後、ポンプで空気を入れるたびに注意しないといけないと思うと、やるせない気持ちですショボーン

 

思えば、ベース部分が選べるからと、このKCNCのチューブレスバルブにしたのですが、ベース部分とバルブ本体が固定されていないことで、回ってしまうと思われます。

 

↓ベース部分にバルブ本体を通しているだけで、固定されていない


 

回らないバルブに交換したいところですが、さすがにまだ全然走っていない(使っていない)ですし、またバルブを交換するにしてもタイヤ外したりで大変なので、当面はバルブナットの緩みがないか、空気入れるたびにチェックしながら使っていこうと思います。