前回、MAKUHAL施工したタイヤでのパンク修理練習をしましたが、3回ほどトライしたにもかかわらず、失敗でした
ということで、4回目のトライです。
3回目までと同じ手順で、ゴムパッチを装着したチューブレスキューをタイヤに入れますが、今回はゴムパッチへMAKUHALをタップリ塗っておきました。
↑の写真は2回目のトライくらいのときに撮影したものの使い回しなのですが、4回目のときはゴムパッチを付けた後にキャップをするのを忘れてました。
なので、この状態からチューブレスキューを引っ張っているうちに、ゴムパッチを挟んでいる金具が抜けて、結果的にゴムパッチとチューブレスキューが切り離されました。
でも、引っ張りが少なかったせいか、やはりシューシューと空気が漏れる音が聞こえています
なので、ヒゲの部分(ゴムパッチの柄の部分)を指でつまんで引っ張ってみました。
ここで、引っ張る角度や強さを変えると、空気が漏れる音がしなくなるポイントがあることがわかりましたので、その音がしなくなる状態で、しばらく維持しました。
ちなみに、引っ張る強さは結構強めです。3回目のトライでチューブレスキューを引っ張ったときは、またゴムパッチが切れるのを恐れてこれほど強く引っ張っていませんでしたので、それも失敗の原因だったかもしれません。
しばらくすると、手を放しても空気の漏れる音はしなくなりました。どうやら今回はうまくいったかな?
↓赤矢印のところが処置した部分です
空気を入れて、3日ほど放置してみましたが、まだ固いままでしたので今度こそ成功した模様です
それにしても、思ったよりすんなりいかず、出先でパンクして、いきなりやったらかなり戸惑ったと思いますので、練習しておいて良かったです。
最後に、実際にやってみて、気を付けたほうが良いなと思ったところをまとめておこうと思います。
MAKUHAL パンク修理手順と注意点
①パンクした箇所(穴が開いた場所)を見つける
②穴の場所にニードルを挿す
→根元まで挿すこと。
グッと一気に挿すというより、ジワジワ、メリメリという感じで挿していく
③タイヤに4barほど空気を入れる。
④チューブレスキューにゴムパッチを装填
→チューブレスキューを一旦分解して装填する感じ。
柄の部分はチューブレスキューの針の部分に完全に隠れるように
⑤ここで、MAKUHALのキャップを外しておく
→この先、片手作業になるのであらかじめキャップを外しておく
⑥ニードルを外す。タイヤから空気が漏れるので、素早くチューブレスキューに付けたゴムパッチの傘の部分をあてがう
→空気が抜けてしまった場合は、②ニードルを挿すところからやり直すのが吉
⑦ゴムパッチをあてがったまま、MAKUHALを傘の部分の表と裏に、たっぷり塗る
→ここでケチると後でやり直しになる可能性があるので、惜しまずたっぷりと塗る
⑧チューブレスキューを真っ直ぐに押し込んで、ゴムパッチの傘の部分をタイヤに入れる
→押し込みはかなり力が要る。
グリグリとネジ込みたくなるが、それをやるとゴムパッチが切れる可能性大。
空気が漏れて少なくなっていても入れにくくなる。
⑨タイヤ内部にゴムパッチが密着するように、チューブレスキューを引っ張る
→引っ張り過ぎるとゴムパッチが切れる可能性大
※敢えて、チューブレスキューのキャップをせずに作業して、この時点でチューブレスキューを分解してゴムパッチを外す手もあり。その場合、以降の作業は、ゴムパッチの柄の部分を指で摘んで引っ張る。
⑩シューという、空気の漏れる音が聞こえていたら、角度や引っ張る強さを変えるなどして音がしない状態にして、しばらく維持
→結構強めに引っ張る必要あり。
手を放すと漏れる音がする場合は、再度音がしない状態にして維持
⑪手を離しても音がしなくなったら、ゴムパッチの柄の部分をカッターで切る
⑫空気を規定量入れて、完了