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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事のつづきです。
彼女は、十四歳の時、学校からの帰り道、露出狂の男に遭遇するという不快でショックな経験をしました。
この露出狂に出会う経験というのは、一般に知られているよりも多いものです。
臆病過ぎて、性の課題をきちんと解決できない男性は、世の中にたくさん存在します。
性の課題に対する負担の軽減や代わりの解決を求める彼らは、性欲を部分的に表出したところで止まります。
こうした男性が、見るという行為に強い関心を抱く視覚タイプで、性以外の対象に目が向いていない場合、窃視症や露出狂になります。
彼らが非常に臆病であるということは、大抵の場合、子どもに近づくという事実で裏づけられます。
話を元に戻しましょう。
露出狂に出会ってショックを受けたことで、彼女の広場恐怖症が始まりました。
(広場恐怖症とは、強い不安に襲われたときにすぐに逃げられない、または助けが得られそうにない状況や場所にいることに恐怖や不安を抱く状態です。)
しかし、ここで気づかなければならないことがあります。
それは、幼い頃の父親との関係と同じように、彼女は、人生の性的でない方向へできるだけ進んでいけるように自分を訓練していた、ということです。
彼女の野心を強さは、雲に上ったという記憶に表されています。
彼女は、妹に超され、兄に抑圧され、母親にないがしろにされたために、その野心は神経症的に強まりました。
こうした個人の優越という目標は、愛と結婚の課題で脅かされます。
当然、彼女は、どちらの可能性も排除しようとしていました。
この続きは、次回に書きます。
【参考文献】
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