出品手数料改定が意味すること：本日２本目

オークション・ワールドで出品手数料が改訂されました。

 

理由は諸経費（梱包発送資材の値上げ、労務費等）の上昇ですが

出品者にとって意味することは・・・？

 

従来は５０００円の価値がないコインは入手を控えた方がよい？で指摘したように

最低出品手数料が消費税抜で５００円ということは

落札価格が５０００円に達しないコインは１０％を超える手数料を取られ不利でした。

今後、最低出品手数料が１０００円になるということは

落札価格が１万円に達しないコインは１０％を超える手数料を取られ不利ということになります。

 

また、マンスリーe-オークションでは不落でも１０００円徴収されることになるため

１０００円でも落札されないものを出品すると１０００円の赤字になります。

更に言えば、１０００円で落札されても１円も入らないどころか消費税分１００円の赤字です。

 

要するに、１万円の価値もないような安物コインはますます換金しづらくなるというわけです。

将来の換金を考慮してコインを収集するのであれば

最低でも１万円は価値があるものを選択すべきということになるでしょう。

この事は少し考えれば誰でも気がつくことですから

安物コインでは入札が忌避されて価格が一層低迷することになるのでは

と推測します・・・純粋な趣味でコインを収集している方にとってはチャンスかも？