猫たちに「ごめんね、待っててね。」の行ってきます | フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

アメリカ生活27年目。
18年以上のカリフォルニア暮らしから1年にも満たないポートランドを経てフロリダ南端へ。フロリダで始めたズンバと猫x2とアメリカ人の配偶者との、パラダイスリビング、ネイプルズでの日々の記録です。


最初のフライトは朝6時。
少しずつ人の動きが増えていく空港ターミナル。セキュリティをするっと抜けたかと思ったら、ラストミニットでキャリーオンに入れたトレジョのピンクソルトがモニターチェックで引っ掛かり「開けてもよいかしら?」

あーもう。$1.99の瓶入りピンクソルト×2本ごときでお仕事を増やしてしまってごめんなさい。あせる 危険物ではないかのスクリーニングチェックをするオフィサーも私も、お顔を見合わせながら苦めにくすくす笑い。朝からごめんなさいを連発しました。



3時間ちょっとの短い眠り。

ガブはずっと私の首に腕を回して自分のお顔をすりっと私のお顔にくっつけたまますやすや。目覚ましが鳴って私が起きようとすると、可愛いおててにキュッと力を入れて「起きないでー。」ですりすり。

小夏にもガブにも、明日から暫くお留守にしてごめんね。どうにも表現することの難しい気持ちが渦巻いていて、自分でも今どんな気持ちで何を考えているのかの格がつかめなかったりもしています。

大雑把に括るのも躊躇われるような、幾つもの、薄かったり濃かったり途切れたりする感情がぐるぐる。


認知症の進んだ父。

覚えていたいのは、振り返った過去。楽しかった、嬉しかった日の笑顔や優しい目の大好きな父です。

気持ちは横に置いて、粛々と私にできることをすべくの秋の日本。遠い日の、もう戻ることの決してなたい、両親に我儘に甘えていた長い時間が恋しいかしら。


慌てて出てきた私に配偶者がラウンジパスを送ってくれたので、搭乗までは空港の喧騒から離れて静かに過ごせるのがありがたい朝。

新しくなってから初めてのニューアークのユナイテッドラウンジは、目的やデコレーションを変えたエリアが上手に作られていて、バーやビュッフェとも離れて設えられた区画が幾つもあり、昔のラウンジのガヤガヤ感が薄いのも今朝の私には嬉しいです。



ここでの私とここでの暮らしに「またね。行って参ります。」フライトは昨日までの予定所要時間が30分程短くなった13時間36分。フロリダからの2時間ちょっとはすとんと落ちて眠れたので、日本までも半分以上は眠れますように。既に両足の膝から下、特に右がぱんぱんに浮腫んでいるのがあっちゃーですえーん




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