最終日は、山形県肘折温泉を再訪しました。

 

大人の休日パスは4日間有効なので、肘折に泊まると翌日5日目の帰路は自腹になります。

秋田から五能線をまわって、新青森から新幹線でビューンと帰京すれば4日間におさまるし、肘折は日を改めて親しい人とゆっくり来ようか・・・とか考えました。が、「行けるうちに行っておこう」精神が勝ちました=そしてそのヨミは当たり、「あの時行っておいてホントに良かった」という事態が後日起きます(このお話は、いずれ)。

 

 この旅一番の好天となったこの日、秋田から奥羽本線の普通列車で新庄へ。そして同駅からは、勝手知ったる大蔵村営バスで肘折へ向かいます。大人の休日パス効果で、バスはオトナの皆さんで満員でした。

 今回の宿は大穀屋さん。温泉街の中心部に位置し、朝市の目の前です。

 

規模は大きく、エレベーター付き+浴室は4つもあります。

私のお部屋。中ぐらいのレベルと思います。

 

 女性スタッフがみんな元気で明るく、「大穀屋シスターズ」と名付けたいぐらい感じが良い=そのせいか、建物も明るい雰囲気でした。食事は朝夕とも部屋食。

家庭料理風で、美味しくいただきました。

 

ここからは、前回泊った玉乃屋さんとの比較(あくまで私見です)。5点満点で、先が大穀屋、あとが玉乃屋さんです。

食事:3.8 4.5

風呂:4.5 3.5

設備:4.2 3.6

 

肘折温泉の宿はそれぞれ特長があって、おそらくどこへ泊っても、それなりに満足できると思います。他に、泊ってみたい宿はまだいろいろあります。

 

 翌朝は、もちろん朝市へ。

 

 肘折名物の笹巻(ちまき)、ダシ醤油と唐辛子が利いたワラビの一本漬け(これがホントに美味しかった!)などを買い込みました。佐々木商店のかりんとう饅頭も、忘れず購入。詳細は、過去記事をご覧ください。

 

 

 

 お湯もやっぱり良い。私はいつも朝食はほとんど入らないのですが、肘折では朝からモリモリ食べられる。西は別府、東はこの肘折が、私にとって「一生ついていきたい」&「お守りにしたい」温泉地です。また来るぞ!

 

 まだ新幹線が混まない昼前に乗車、快い旅の疲れにまどろむ予定が・・・香水臭に後方から責められ、それどころではなかった。後ろの席は、北朝鮮の将軍に激似の若い男性一人です。「まさかこの人が」と思ったのですが、彼が席を立つと匂いが消える。香水を一体どれほど振りかけたんだ?という強烈さで、途中で彼の隣席に乗ってきた人がすぐどこかへ移動していったほど。

 つばさは全席指定で、しかも空席無し。マスクに消臭スプレー(ミントの香り)をふりかけましたが、10分と持ちません。香水愛用者の方、公共交通内では使用量を控えましょうね!怒

 

まあ、旅の間は無事に過ごせたので、この香水男で厄落としできたことにしておきましょう。

 

 遠野での不思議体験、あまちゃんの舞台訪問、ウニとホヤを堪能し、大好きな肘折を再訪と、今回も充実度120%の内容でした。そして、三陸鉄道乗り通し+盛岡散策という新たな目標も。やっぱり旅は素晴らしい、これからも「どうしても行ってみたい所は、行けるうちにサッサと行く」精神で、あちこち見てみたいと思います。

 

北東北周遊記は、これでおしまいです。皆さんも良い旅を!