こんにちは
今週は色々ありすぎました。
順番に書いていきます。
月曜日に、岩手からイトコに待望の赤ちゃん誕生の連絡がきて、そのうちお祝いしないとねーなんて父と話していた矢先…
火曜日に、旦那の父からおじさん(お義父さんの弟)が亡くなったとの連絡。
おじさんはえりもで一人暮らしで、意識もうろうで倒れているところを、回覧板を持ってきた近所の人に発見され、地元の病院では手に負えず苫小牧市立病院に運ばれたが、帰らぬ人となった。
最期は札幌から駆けつけた妹に看取られ、ギリギリ孤独死を免れたことは唯一の救いだったのかもしれない。
おじさんのご遺体は、そのままおばさんの自宅に引き取られ、葬式はせず自宅での通夜となった。
そして夜に通夜を控えた水曜日、私は前々からのランチのお誘いがあった。
相手は約17年前コールセンターで同僚だった友人。
私の父と同い年の70代の女性。
当時彼女はオペレーターで、私はリーダーという役職についていて、オペレーターを支えるのが仕事だった。
その時に彼女は私にとても世話になったと言ってくれて、私が先に辞めた後も毎年年賀状を送ってくれていた。当時の知り合いで繋がっているのは彼女だけ。
とはいえ年賀状だけの繋がりで、コールセンター時代も1度もランチなんて行ったこともなかったから、ちょっとドキドキ
会ってみたら彼女は昔より若々しくて、オシャレに着物を着こなしていて、すごくキラキラしていた
聞けばコールセンター時代は病気やら突然の転職やらで、かなり精神的に参っていたようだ。確かにあの当時の彼女はいつもうつむいていて、自信なさげだった
今は仕事はリタイアして、和裁や日舞、英会話などほぼ毎日何かの習い事に通っているみたいで本当に生き生きしていて、綺麗だった
いくつになっても趣味や生きがいを見つけて楽しむことってほんと大事ですね
そして帰宅してから、喪服やら香典やら身支度して、仕事帰りの旦那と合流すべく苗穂駅へ。父上がちょうど帰ってきたので送ってもらいつつ、息子を預けました。
久々に苗穂駅来ましたが、すっごく立派になっててびっくりしました
旦那と合流してから、手稲にあるおばさんの家に着いたのは20時近く。
何とかおじさんに対面しお線香をあげることができました。
おじさんには今まで数回しか会ったことなかったけど恩がある。
息子がまだ赤ちゃんだった頃に義父母と一緒にえりものお宅に泊まりに行った時のこと。
母乳が出なかった私は、泊まりの旅行にはミルクを作るための道具一式を持って行かなくてはならなかった。
おじさんが「赤ちゃんのお母さんって大変だよなあ。この部屋に色々置いていいよー、自由に使いなー」と気遣ってくださり本当に嬉しかった
当時母乳が出ないためにミルク育児していることを義父に辛辣に批判され、義父と一緒の時に息子にミルクをあげるのは精神張り詰めていたので、おじさんの何気ない詮索しない気遣いがほんとにありがたかった。
いつも無精ひげを生やして、ヤンチャそうな顔してお酒を飲んで笑っていたおじさんが懐かしい。
ご冥福をお祈りします。
それから1時間くらいおばさん達と話したり、食事をいただいて、私たちは先に来ていた義父を連れて帰宅することに。
話はここから義父の話になる。
最近義父は物忘れがひどく、おばさんに「認知症の疑いあるから、病院に連れて行った方がいい」と言われるほど。
義父は長男だけど、今回のおじさんの事もすべて妹であるおばさんに丸投げ状態で、おばさんも少しまいっていたようだ。
それ以外にもここ最近、待ち合わせの時間や相手を忘れたり、妙に金欠だったり、急にマンションを売ろうとしたり、不安な行動が目立つようになってきたので、今まで無関心だった旦那兄弟たちも、さすがに行動を起こし始め、この週末に義父のいないところで、旦那兄弟夫婦、集まって話し合いすることになった。
義父は義母を8年前に亡くして以来、1人で暮らしている。現役時代は警察の経理を担当していたしっかり者の堅物といった感じ。
定年退職後は、マンションの自治会の理事をしながら、資格を持つヨガを教えるサークルを開いたり、運動のためにと新聞配達を始めたりしていた。
現役を退いたばかりの義父はマジメな性格に、さらに健康オタクで、会う度「コーラなんて飲むな、砂糖の塊だ」「ファーストフードなんて孫に与えるな」「孫の歯並びが悪い、治せ」など口うるさく言われたものだけど、気づけばそうゆうことは全くなくなっていた。
義母がいなくなり、コロナ化で親戚で集まる行事も無くなったり、義父からしたら悲しいくらい自由の身になってしまったのかもしれない。また年々脚が悪くなって、あんなに大好きだったウォーキングも新聞配達以外はしなくなった。そんな年月が義父に影響を与え始めているのかも。
どうなるやら不安だけど、出来ることを頑張る以外ない義父には嫌な思いもしたけど、お世話になったのも確か。誰かに丸投げとかは絶対したくない。
どこの家庭もいつかは直面する問題ですよね。
長々と読んでいただき、ありがとうございました