ボロディン弦楽四重奏団のチャイコフスキー、弦楽四重奏曲第1番 | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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 以前、第2楽章だけを紹介したことはあるんですが、今回は全曲を。

 ボロディン四重奏団は、ロシアの室内楽の開拓者という意味で、作曲家ボロディンの名を冠していますが、チャイコフスキーも、ロシアを代表する作曲家なので、重要なレパートリーとしています。 これは、1993年に、弦楽六重奏曲も含むチャイコフスキーの弦楽四重奏曲全集として録音されたものです。 この演奏からは、お国物ということで、絶対他の追従を許さないという決意が聴けます。 録音を聴いていると、数えきれないくらい演奏してきて、曲を手のうちに入れるなどという、生易しいものではなく、この作品から、どれだけの響きを引き出せるか?に、挑戦しているようです。 もう、室内楽的な響きを越えて、もっと大柄な表現になっています。 一見大味に聴こえますが、押さえるところはしっかりと押さえていて、この作品から、ここまでの響きを引き出せるのか?と言うところまで行っています。 そんな表現の間に来る第二楽章は、実に沁みます。 誰が何といっても、ボクは、この作品はこの音源だと思っています。

 

天国のチャイコフスキーも喜んでるかも。

 

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