ハイドン 六重奏版《驚愕》 ホグウッド&エンシェント室内管弦楽団メンバー | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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 わりと最近リイシューされたホグウッド&エンシェント室内管弦楽団関連の音源です。 元々は、当時の民謡をハイドンが取り上げたものを、紹介する企画なんですが、そこに、かのザロモンが編曲した、交響曲第94番《驚愕》が、収録されています。

 みなさんも、ご存知のように、当時は、録音なんてできない時代なので、都会から離れた場所で、作品を味わおうとしても、オケの人数すら集まらないところが多かったので、小編成やピアノ・ソロなどにアレンジして楽譜を出版するのが当たり前でした。 よくあるのは、弦楽四重奏や五重奏、管楽アンサンブルなど、もしくはそれをミックスした物等が多いです。 が、ここでは、弦楽四重奏+フルートと、任意で付け加えられるピアノです。 フンメルなんかは、ピアノ三重奏にアレンジして、ピアノが重要なパートだったりしますが、この、ザロモン版は、弦楽四重奏とフルートが主役。 そこに、ピアノが内声部を補強する形です。 たぶん、原曲のホルンやトランペット、伴奏の木管楽器あたりの動きをピアノで演奏させているようです。 古典派では、内声部のパートも、音を伸ばすだけでなく、様々な動きをします。 ただ、それは目立ってはいけないパート。 それを、ピアノが受け持ちます。 たしかに、ちゃんと響きに膨らみが付きます。 第2楽章は、強弱の差がそんなに大きくならないので、少し残念ですが、この交響曲を耳から理解するのには不足はありません。 

 

この音源も、全曲なので不足はありません(なぬ?!)

 

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