これは、ヨーロッパが、いかにクラシック音楽先進国かを示す曲です。
作者の、ロベール・トゥリアールは、パリ音楽院を首席で卒業して、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の奏者だった人で、その合間に、仲間を集めて、クラリネットとサクソフォンだけの、「パリ・リード・オーケストラ」を、結成して、軽音楽的なレパートリーで、大人気だったんだそうです。 その代表的な曲がこれで、リード楽器が苦手な、早いタンギングを繰り出しつつ、早いスラーのフレージングも、たっぷり楽しめるものです。 それを、岩井直溥が、吹奏楽用にアレンジ。 さらに、ダイナミックな響きになりました。