サン=サーンス 詩編18番 メルシエ指揮イル・ド・フランス国立管弦楽団 | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

 詩編とは、ざっくり言うと、キリスト教における神を賛美するためのものです。

 これまた、激レア・フランス近代音源です。 たぶん、この作品の、唯一の音源だと思います。 10の部分に分かれ、それぞれのタイトルが、

  1.導入部と合唱:「天は神の栄光を語り」 

  2.独唱と合唱:「その響きはすべての地を巡り」 

  3.叙唱:「神は太陽に聖なる場を設けられた」 

  4.合唱:「道を走る勇者のように喜び」 

  5.ニ重唱:「主の法は完全無欠で、魂を改めさせ」 

  6.四重唱:「主の裁きは正しくて、心に喜びを与え」

  7. 五重唱と合唱:「それは黄金や宝石にも勝って」 

  8.六重唱:「犯した過ちに気付く者がいるでしょうか」

  9. エール:「主よ、私の救い主、私の贖い主よ」 

  10.終曲:「第1番 ダ・カーポ」

 と、なっています。 これがまた、ロマン派のスタイルながら、終始、明るく清らかな音楽が続きます。 サン=サーンス自身は、「宗教は認めますが、私は、確固とした無神論者です。」と、言っていたそうですが、少なくとも、宗教心のようなものは、あったように思える作風ですね。 サン=サーンスの新たな一面が、うかがえる作品です。

 

 

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