◆ずっと体験してきたことが
この日、あふれ出しました！
皆様こんばんは。
今日は《和歌山YMCA２歳児リトミック》について。
私のレッスンは最初と最後は
いつも同じことをします。
それは、子ども達が《できる》《知ってる》を
たくさん感じることができるから。
私も子ども達の成長を見ることができる。
とても素敵な時間です。
動きの創作
私の歌に合わせて
動きの創作をする時間があります。
最初の頃は私の真似を何度もして
たくさんの体験をしていきます。
そして、少しずつ２歳児さんからも
こんな動きをしたい！が出てきます。
それがまたかわいい！
可愛いだけではなく
なに？その動き？
どうなってるの？
思わず言いたくなるような
斬新な動きの数々
もう楽しくて仕方がありません。
なんでそんな動きしてるの？
動きのヴァリエーションが増えてきて
大人が「ゼ～ゼ～💦」言うぐらいの
ハードな動きまで考えてくれます。
そして！
今回、音楽を全身で表現しているときに
あることが起きました！
何と、ひとりの子が
違う動きをしているのです
そんなとき、どうしますか？
音楽をよく聴いて！
動きが違うよ！
って言ってしまうかもしれない。
子どもからのメッセージ
私は常に子ども達を観察しています。
いま何を考えて、何をしようとしているのか。
瞬時に答えを出すときもありますが、
今回は様子を見ていました。
すると、勝手に動いているのではなくて
ずっと私の方を見て
違う動きをしているのです。
せんせい！
せんせい、見て！
もう、本当にニコニコ笑顔で
私にはそう聞こえてきました。
Wちゃん！その動き、とってもいいね。もう一度動いてみて！
私は音楽を止めて、
Wちゃんのところまで行きました。
すっごく嬉しそうに
同じ動きを繰り返しています。
この繰り返し！
なんとなくいい加減ではなく
ビートを感じられる動きなのです。
早速
「みんな見て！
Wちゃんの動きを真似してみようよ」と
私も一緒に動いてみました。
動きながら何をしていたかというと・・・
これにどんな音楽を付けよう。
○○かな、○○にしようかな。
え～～～っと
ある意味、時間稼ぎ？
子どもの《したい！》を形にする
ちょっとコミカルな動きだったので
それに合うように無調でビートを
即興演奏しました。
そうすると、かわいい笑顔が
更に素敵な笑顔に
それを真似している子ども達も
すっごく嬉しそう！
自分の考えたことが
リトミックの動きになる。
そして、みんなが楽しそうに
その動きで遊ぶ。
また歩き出して・・・
音楽が変わって
その動きになる。
ちゃんと聴きとることができています。
発達をサポートするリトミック
リトミックは音楽教育。
ダルクローズが考案した音楽専門学生のための音楽教育法です。
それを子ども達も楽しめるように手を加えたものが私の２歳児リトミック
更に発達段階をサポートする内容で
子ども達の《したい》を形にしていきます。
大人がリードするのではなく
子ども達が主体になる。
それは、ただ遊んでいるのを見ているだけではなく、子ども達を観察し、子ども達が満足した充実感を味わえるようにサポートし、
五感、前庭覚、固有受容覚を刺激し
感覚統合を目指します。
感覚統合って？？？
こちらはまたの機会に
お話したいと思います。
葉子先生と一緒に
リトミックしませんか？
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