将来を「想像する」能力に乏しいアスペルガーな夫。

(↓この本の著者の方も、「子供の将来について夫と話し合えないのが一番つらかった」とおっしゃっています)

 

 

この間、防災用品を見直したり買い足したりしていたとき

 

起きるかもしれない災害を不安がって悩んでいる私を、冷ややかに見ていました。

(介護予防に運動したりしてることに対しても、冷ややかです)

 

確かに、不安をあおって消費者を惑わせて

 

無駄なグッズを買わせるビジネスもあるみたいですけど

 

こんなに頻繁に地震や台風が起きてて

 

しかも、大きな地震が起きる可能性が高いと言われているなかで

 

家具を固定したり、備蓄を考えるくらいは、まあ、普通かなと思うので

 

「考え方が違うんだなー」と、夫に相談せず、一人で勝手にやっていました。

 

 

いつでも「いまここの自分」のことしか考えられない夫から見ると、

 

私は他人やニュースに影響されすぎで、極度の心配症のようです。

 

「何をしたってお前は不安、不安と言い続ける」と言われたこともあり

 

確かに!痛いところを突かれたなあと思いました。笑

 

 

私は常に、子どもの頃から、「現状が辛い」状況が続いていたせいか

 

その現状から抜け出した「幸せ」を夢見て、それにはどうしたらいいか考えて

 

そのためにコツコツ準備することが心の支えだったように思います。

 

今も、割とそういうところがあります。

 

「今」よりも、「未来」に目を向けがちです。

 

(アラカンになって、その「未来」が少なくなってきたのがツライ。笑)

 

 

アスペな夫は、常に行き当たりばったりで、

 

何か痛い目を見るまでは現状維持で、目先の「快」や「楽」が大事です。

 

痛い目を見ると「こんなに困っているのに冷たい」と非難します。

 

いやいや、あんなことを続けていたら、こういう結果になって当然でしょ

 

私だって何回も忠告したでしょ、自業自得でしょ、ということがたくさんあったし

 

そのとばっちりで、私が嫌でもフォローせざるを得なくなったり

 

望みを諦めたこともいろいろあります。

 

(コツコツと積み上げたものを台無しにされると、殺意が湧きますよ、ほんと)

 

私はもう助けてやらない、困ったら勝手に苦しめ、と思います。

 

私と夫は、アリとキリギリスみたいなものかもしれません。

 

 

ただ、夫は、思い立った時の集中力はすごいです。

 

「痛い目」にあっても、なんとかしちゃう。

 

それがわかってきたので、最近は基本的にほっておきます。

 

キリギリス的な生き方を横目で見ながら、

 

「私ももうちょっと行き当たりばったりでいいのかも」

 

「キリギリス成分を増やしてもいいのかな」と、考えたりします。

 

いや、でも、私は夫ほどの集中力はないので、やっぱりコツコツが向いているわ。

 

 

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