惨劇 | 私も一緒に連れて行って

私も一緒に連れて行って

夫と死別。ふたり家族でした

犬娘はご飯の時間30分くらい前になると
私をジーッといつも以上に見つめてくる。
まだよーと何度か言い、待たせた後に
私が立ち上がると「ようやくもらえるー」って感じで
自らケージに入る。
子犬の時からご飯をあげる時はまず「ハウス!」
今は言わなくても勝手に入って待っている。

が、昨日の夜はハウスに行かず
もたつきながら歩く私にまとわりつき、
いつも「いけない!」と言っているジャンプをして
気が狂わんばかりに喜びを表現した。

「お待たせーちょっと待ってね」と
かがんでフードを取ろうとしたら
ジャンプした犬の頭が私の鼻に直撃した。

「い・・・・・・・・」
言葉が出ない程の
激痛が

顔にあんな痛みを感じるなんて初めて。
その場に座り込み手で顔を覆って、しばらく動けなかった。
激痛がジワジワと治まってきて
ようやく顔から手を離したら
血が・・・
鼻血が流れていました。それも結構な量の・・・

どんな声が出たのか表現できません。

ティッシュで押さえて

流血が少し落ち着いたころ
何故か母に電話した。

多分、流血にうろたえていたんだと思う。

「今年は12年で一番の強運の年なのに
 全然当たってないわ。
 なんでこんな痛いことばっかりあるんだろう
 歩けなくなったり、鼻血出したり・・・

 もうなんなのよ」
 言いながら笑えてきた。

母は
「占いは占いだから。
 同じ運勢の人がみんな良いことばっかりの訳ないじゃないの」
至極真っ当な言葉だわ。

真面目に信じているわけでは無いけど
運が良いって知ったら、良いことがあるんじゃないかって
なんとなく思うじゃないですか。

とにかく、犬娘の頭が口に当たらなくて良かった。
もし口だったら歯が折れていたかも(怖)
目であっても大変なことになったはず・・・
そうか、これが強運なのかもしれないわ。
なんとか大けがを避けられたってことだ。
足も捻挫からの骨損傷だったけど
今年じゃ無かったら、もっとひどい怪我をしていたのかも。

なんてね。

犬娘、電話中にクーンクーン言いながら私を見上げていた。
心配して・・・
ではなく、

母と電話をしていつまでもご飯にありつけなかったから。
私の痛み、分からないわよねえ。
石頭め・・・・
あー本当に歯に当たらなくて良かった 


今日心配していた鼻の痛みや腫れは何もありませんでした



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