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だりあ洋装店です
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ゴールデンウィーク前から
アトリエのミシンを一台ずつメンテナンスに出しています。
日ごろお付き合いさせていただいているミシン屋さん。。。
一度に全部のメンテをお願いするには忙しすぎるようです。
コロナ禍で、新しいミシンが売れて
メンテナンスも激混み
ミシン屋さんにはお手入れしていただくだけでなく
ミシン周りの豆知識も得られるので
ミシン屋さんとのお付き合いは大事です
そして、日々のお手入れが長く使うには必要不可欠です。
ミシンと長く付き合っていこうと思っていらっしゃる方は
怖がらず、メンテナンスしてみてください。
といっても日々のお手入れといえば、
ほこりを取ったり、油をさしたりする程度です。
家庭用ミシンの方は、油さしは必要ありませんので
ほこり取りをマメに。
ミシンを踏んでいて、ちょっと音が変わってきたな?と思ったら
お掃除して 埃をとり
オイルを入れるだけでもとに戻るから不思議ですね
今日は、工業用ミシンの構造とお手入れについて。
自宅で使っているのは
30年以上使っている、JUKIの工業用ミシン
手元の返しミシン用のボタンもありません。。。
アトリエで使っている職業用のSPURになれてしまうと
手がかかりすぎてじれったくなることもありますが
やっぱり ミシン目がきれいだし
縫い目に清潔感があるといいますか。。。
切れがあるといいますか。。。縫ってると安心感があります
やっぱり好きです
だいぶ使い込んでいるので
お手入れもしっかりしないとなりません。
使う前に モーターにオイルを回すため
10分ほど空ミシンをしています
工業用ミシンの内部、ご覧になったことありますか?
開けてみると、ミシンオイルのプールがあるんですよ
左側、ボビンの釜があるところから伸びているループ状の紐が見えますか?
ミシン内部には、細くて白い紐が張り巡らせてあって
この紐を使って浸透圧で油を循環させているのです
使う前にミシンを空踏みするのは
オイルを循環させるためです
見えているループ状の紐が
ぐるーーーっとミシンの内部をめぐっています
この紐が、人間でいうところの血管にあたりますね
ミシンをパかっと後ろに倒すと、
このプールのようなオイルタンクがあって、
800~900ccほどのオイルが入っています
ミシンオイルは無色透明で、さらりとしています
このオイルの変え時。。。。
オイルが変色して黄色くなってきます
使用頻度によりますが、、、
だいぶ黄色くなっていますね
無色透明が、黄色⇒茶色になるとオイルの酸化が進んでいる証拠です
浸透圧でオイルをミシンに循環させているので、
ミシン内部のごみや金属の粉は、プールに溜まってきます。
そして、油が酸化し、そのまま使い続けるとごみなどが
ミシン内部に入って行ってしまい これが故障の原因につがります。
私たち人間も、サラサラ血液が健康には欠かせないので、
ミシンにも、サラサラオイルで健康に保たないといけませんね!
職業用ミシンの場合は
オイルを刺すポイントがあるので
日々お手入れしていくといいですね
こちらは、改めて記事としてアップいたします。
故障の前触れで 必ず音が変わるので
音が変ってしまったら ゴミがたまっているか
まずオイル不足を疑ってみましょう
毎日ミシンを踏む方は
使い終わったら 労いのオイルを入れてあげてくださいね
本日もお読みくださり
ありがとうございました
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